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テイラー・スウィフト、ウィーン公演キャンセルを受けて声明を発表

クランクイン! / 2024年8月23日 14時0分

テイラー・スウィフト、ウィーン公演キャンセルを受けて声明を発表

 テロ行為のターゲットとなっていたことが発覚し、オーストリア・ウィーンで予定していたコンサートを中止したテイラー・スウィフトが、事件発覚から約半月を経て、声明を発表した。

 現地時間8月8日から3日間の日程で、オーストリア・ウィーンのエルンスト・ハッペル・スタジアムにて公演を予定していたテイラーだが、オーストリア当局が、テロ行為を計画したとして19歳の男性ら2人を逮捕したことを受け、3公演の中止を余儀なくされた。その後、もう1人逮捕者が出たが、犯人らはインターネットを通じて過激化してイスラム国に忠誠を誓ったといい、手製の爆弾や武器で、攻撃するつもりだったとみられる。

 この事件後初となるロンドン公演を成功させたテイラーは、この度インスタグラムを更新し、ステージの写真を公開。「ロンドンのステージを歩きながら、感情はジェットコースターのようでした。ウィーン公演の中止に打ちのめされました。中止理由は今までにない恐怖で私を満たし、大勢が公演に来てくれる予定だったことで、大きな罪悪感を覚えました」と苦しい心境を綴りつつ、「ですがその一方で、当局のおかげで人命でなくコンサートを惜しむだけで済んだことに感謝しています」と前向きに語る。

 「ファンの皆が一丸となるのを見て、愛と団結力に勇気づけられました。ロンドン公演を観に来てくれる50万人近いファンを守るために協力するべく、エネルギーを使おうと決めました。ゴールに向けて、チームと一緒にスタジアムのスタッフやイギリス当局と手を取り合って協力しました。私たちのために動いてくれた彼らに感謝します」。

 そして「はっきりさせてください」と記し、「もし、私のコンサートに来るファンを傷つけたいと望む人を挑発する危険があるなら、公に発言はしません」と言及し、コメントのタイミングを控えていたことを示唆。「ヨーロッパツアーを安全に終えることが最優先だったので、無事終えることが出来てほっとしています。ロンドンは美しい夢のひと場面のようでした。5日間、ウェンブリー・スタジアムに来てくれた観客は、情熱と喜び、活気にあふれ、そのエネルギーはまるで、各公演92000人からの大きなハグのようでした。おかげで私は安心し、落ち着くことが出来ました」と感謝した。

 サプライズでゲスト参加したエド・シーランやフローレンス・ウェルチ、ジャック・アントノフに感謝を述べてから、「この夏、私たちに会いに来てくれたファンの皆さんは、これからもずっと私の記憶の中の輝く場所に留まることでしょう。皆のためにパフォーマンスをし、一緒に踊り、魔法のような瞬間をシェアできて夢のようでした。10月にエラズ・ツアーを再開しますが、今は休息が必要です。一生ものの冒険をありがとう。ずっと続きますように…」と締めくくった。

引用:「Taylor Swift」インスタグラム(@taylorswift)

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