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乃木坂46・井上和、センター経験で自身に変化 弓木奈於「引っ張ってくれる姿が頼もしい」

クランクイン! / 2024年8月24日 8時0分

(左から)井上和、弓木奈於

 乃木坂46の36thシングル「チートデイ」で、昨年リリースの「おひとりさま天国」に続き、2年連続の夏曲センターを務める5期生の井上和。また、本シングルには3つの“軍団”によるユニット曲も収録されるが、その1つの“軍団長”を務めるのが4期生の弓木奈於だ。先輩・後輩という間柄だが、井上が弓木を「奈於ちゃん」と呼ぶほど仲が良いという2人。本作への思いを聞くと、真面目な話からくだけた話まで、心を許した間柄だからこその会話が飛び出した。

■「チートデイ」初披露の心境「去年よりも生き生きしてるね」

――お2人のペアというのは意外な感じがします。

弓木:そうなんです。2人でお仕事することは少なくて。今回の取材も同期の4期生と一緒かと思ったら、和とでびっくりしました。和はどう?

井上:私、先輩の中でも“ちゃん付け”で呼んでいるのが(筒井)あやめちゃんと奈於ちゃんだけなんです。だから奈於ちゃんと一緒でうれしい。ラフな感じでお話しできるんじゃないかなって思ってます。

――実は仲良し。

弓木:和のことがめっちゃ好きで、和がテレビに出てると、その画面を写真に撮って、同期に見せびらかすというのをやってて。私、人見知りなので、後輩への接し方が分からなかったんですけど、最初に自分からグイッと行けたのが和なんです。頑張り屋さんで、だからこそ守ってあげたいと思わされるというか。それで自分から行動できて、仲良くなれました。

井上:奈於ちゃんは「和のことが好き」ってすごく伝えてくれるんです。私にうれしいことがあってニュースに取り上げられたりすると、「ニュース見たよ。おめでとう!」って自分のことのように喜んでくれたり。だから私もグイッと行ける先輩です。

――今のお話だけでも仲の良さが伝わってきますね。それでは36thシングル「チートデイ」について伺えたらと思うのですが、「真夏の全国ツアー2024」初日の大阪公演で初披露しました。

井上:初披露ということで、すごく緊張もしたんですけど、大阪のファンの方はいつも、すごく声を出して盛り上げてくださるので、不安を感じずにパフォーマンスすることができました。京セラドーム大阪という大きな会場で、たくさんの方に見守っていただきながら披露できて、いいスタートが切れたと思っています。

――初センターを務めた「おひとりさま天国」を昨年の「真夏の全国ツアー2023」沖縄公演で初披露したときには緊張でオクラしか食べられなかったそうですが。

井上:そうなんです(笑)。今回も緊張で食欲があまりなかったところはあるんですけど、金川紗耶さんが「ちゃんと食べなよ」って声を掛けてくださったりして、今年はご当地のものも結構食べられました。そんな姿を見た先輩方から「去年よりも生き生きしてるね」って言っていただいたりして。ちょっとは成長できたんじゃないかなと思っています。

弓木:オクラからの卒業。

井上:(笑)。

――「ごめんなさーい!」も見事に決まって。

弓木:あそこはレコーディング大変だったよね。

井上:何回もいろんなパターンを録って。でも「おひとりさま天国」の「It's the single life」の方がもっといろんなパターンを録った気がします。

――弓木さんはいかがでしたか?

弓木:MVがまだ公開されてない中での初披露で、特別な思いを込めながら披露させていただきました。「チートデイ」はかわいらしい振り付けがいっぱいあって、メンバー1人1人が最大級の“かわいい”を見せていたので、それぞれの良さを感じていただけたんじゃないかと思います。曲を配信してすぐだったのに、コールもやってくださって、ファンの方の団結力を感じました。

――衣装もお姫様みたいで新鮮でした。

弓木:私はグループの中でも群を抜いて、プリンセス欲求が高いんです。だからかわいい衣装を着られてうれしくて。セットもまるでお城みたいで理想の空間でした。

■センター経験を経て、自分を客観的に見られるように


――井上さんは33rdシングル「おひとりさま天国」以来、2度目のセンター。選抜発表の際に「あの時(33rd)は自分のことでいっぱいいっぱいになっちゃって、それを思い出すとちょっと怖さもある」と話していました。

井上:前回のセンターでは、「どうして選んでいただいたんだろう」と自分に自信が持てなくて。メンバーはみんなかわいいし、歌でもダンスでも、自分は劣っていると感じていたので、自分を責めてどんどんネガティブになって、周りにも心配や迷惑をたくさんかけてしまい、そんな自分が好きじゃありませんでした。「真夏の全国ツアー2023」で座長としてスピーチさせていただく場面でも、自分のことでいっぱいいっぱいになってしまって、そういう気持ちが出てしまったと思います。

先輩方は優しいから「心配かけていいんだよ」「迷惑かけていいんだよ」って言ってくださるんですけど、今回は自信を持って、自分の足で立っているセンターの姿を示したいです。すごくかわいい楽曲ですし、今年もみんなで楽しくワイワイできたらいいなと思っています。

――センターの経験を経て、自分自身が変化した部分はありますか?

井上:前回ではひたすらネガティブになって、すごく視野が狭くなってしまってたんですけど、センターの経験やその後の活動を経て、“自分にもそういう部分はあるんだ”と自分を客観的に見られるようになりました。私のことを見ているのは私自身ではなくて、ファンの方やメンバー、スタッフさんだから、私が自分のことをどう思うかということよりも、皆さんにどう思ってもらえるかというのを大事にしたいと思っています。“自分はダメなんだ”って考えるのは、実は1番楽な道なので。

――自分と向き合うことから逃げている、というか。

井上:そうなんです。自分を責めるのが、実は1番楽な逃げ道で。でもそうやって逃げてしまうのは良くないと昨年の経験で学んだので、皆さんからどう見えているかということを考えながら活動できたらと思っています。

弓木:話を聞いて感動しちゃった。

井上:ありがとうございます(笑)。

――視野が広くなって、自分を俯瞰(ふかん)して見られるようになったんですね。

井上:自分ではそう思っています。ほかの人からはどう見えているかわからないですけど…。

――まさに弓木さんにそこをお聞きしたいのですが、弓木さんから井上さんの姿はどう見えていますか?

弓木:5期生の中でも、和がいろいろなことに気が付いたり、中心としてやってくれていると感じることは多いので、視野が広くなったというのは、めちゃくちゃ感じます。

それに和はグループもメンバーのことも愛してくれて、すごく責任感があると思っていて。例えば、ライブのリハーサルでは客席に対して煽(あお)るところも実際にやるんですけど、和は絶対に手を抜かず、音楽に負けない大きな声を出すんです。関係者の方もたくさんいるし、メンバーも一緒に声を出してくれるか不安もあると思うんですけど。

それでみんなの士気も上がって、全体を引っ張ってくれる姿は本当に頼もしくて。私たちも和を見習って頑張ろうって思えるようなセンターなので、そのままでいてくれたらと思います。

井上:ありがとうございます。うれしいです。

弓木:あと、最近では和からギュッとしてくれたり、甘えてくれるようになって、先輩への接し方が変わってきているのを感じられてうれしいです。

■弓木が“軍団長”としてやりたいこと 井上が軍団に入るなら…


――今回のシングルには『乃木坂工事中』の企画「新軍団ドラフトバトル」で結成されたユニット曲、佐藤楓さん率いる“楓さん正そう軍団”の「Keep in touch」、田村真佑さん率いる“まゆたん協会”の「懐かない仔猫」、そして弓木さんたちの“首ンセス”による「君にDitto」も収録。弓木さんは五百城茉央さん、奥田いろはさん、川崎桜さん(崎は正式には「たつさき」)、筒井あやめさんからなるユニットの軍団長を務めます。

弓木:私はファンとして乃木坂46を応援していた頃から“軍団文化”が大好きで、まさか自分がその軍団長になれるなんてびっくりでした。軍団員はみんな“首が長い”っていう特徴はありつつ、1人1人のポテンシャルは高いので、この4人と一緒に楽曲をお届けできることが心強くて。「みんなに、おんぶに抱っこでやらせてね」と思いながら、私も頑張っていきたいと思います。

――これから披露する機会もあると思いますが、軍団長としてやりたいこと、見せたいパフォーマンスはありますか?

弓木:「首ンセス」だからやっぱり、ティアラを付けたりして、それぞれのカラーの「プリンセス」になりたいですし、演技や歌が上手なメンバーが多いので、コミカルなミュージカル風の寸劇とかできても面白いかなって勝手に思ったりしてます。

あとは軍団長として、強制的にプライベートでご飯に行きたいなって。以前からあやめと焼肉に行きたいねっていう話をしていて、せっかくだから5人全員で行きたいなと思っているんです。

――ぜひ、軍団長命令で行きましょう。ちなみに井上さんは今回の3つの軍団には入っていないのですが、もし入るとしたらどの軍団がいいですか? 軍団長の弓木さんの前ではありますが…。

井上:確かに(笑)。でも奈於ちゃんの軍団に入りたいです。首長くないんですけど(笑)。

弓木:大丈夫! ポテンシャルあるから。

井上:私、この時の『乃木坂工事中』の収録に出られなくて。そのことを知ったとき、奈於ちゃんに「収録出られなくて、悲しいです」って話をしたんです。

弓木:私も「なんでいないの?」って残念で。

――弓木さんは、もし井上さんがいたら指名したかったですか?

弓木:100%! 和がいたら取り合いになりますよ。

井上:うれしい! 入れるように、首伸ばしておきます!

(取材・文:堀タツヤ 写真:山田健史)

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