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鈴木伸之主演『バントマン』、倉科カナ、坂東彌十郎ら共演キャスト解禁

クランクイン! / 2024年8月26日 17時35分

土ドラ『バントマン』場面写真

 鈴木伸之が主演するドラマ『バントマン』(東海テレビ・フジテレビ系/10月12日より毎週土曜23時40分)より、追加キャストとして倉科カナ、坂東彌十郎、朝加真由美、モロ師岡、熊谷真実らの出演が発表された。

 中日ドラゴンズの全面協力で実現した本作は、野球哲学を交えて描くオリジナルストーリー。ドラゴンズのホームランバッターとして活躍するも、やがて戦力外通告を受ける元プロ野球選手・柳澤大翔役を鈴木伸之が務める。

 “送りバント”とは、自らが犠牲になって得点圏へランナーを進める野球の作戦の1つ。チームの勝利のために自身はひっそりとアウトになる、一見すると地味な役回りとも言える。それは学校や職場、家庭でも同じこと。夢の実現やゴール達成の裏に、たくさんの支えてくれた人たちの存在がある。野球でいえば送りバントのような役回りをする人たちのおかげで、周りは幸せに導かれていく。

 「犠牲バントのように、誰かのためにチャンスを提供する“バントマン”になってほしい」。櫻田(坂東彌十郎)は、大翔と華(倉科カナ)に声をかける。そして誰かの夢や願いを叶えるため、バントマンたちはそれぞれが置かれた状況を野球のシチュエーションに例え、作戦を立てていく。

 倉科が演じるのは、人が気付かないことに気付き、誰もが嫌がる業務をひっそりと行う、まるで犠牲心の塊のようなイニングナイングループ社総務部の社員・根鈴華。彌十郎は、「社員の悩みは自分の悩み」をモットーに、困っている社員に手を差し伸べたいと究極の福利厚生を考えるイニングナイングループ社代表取締役・櫻田誠一郎に扮する。

 同社社長室に所属するバントマンの先輩役には、平原テツ、阿久津仁愛、石川瑠華。大翔の母役には朝加真由美、父役にはモロ師岡、華の母役には熊谷真実。さらに、大翔と同じタイミングで戦力外通告を受ける元ドラゴンズの選手役には和田雅成、新人王を獲得した中日ドラゴンズの期待のルーキー役には生田俊平。それぞれ硬式野球を経験してきた2人が、スポーツ・エンターテインメントにリアリティを加える。

 なお、大翔の一人息子役には小山蒼海、イニングナイングループ社社長秘書には福田ユミが決定した。

 出演にあたり倉科は「ドラマでは登場人物のいろんな悩みを陰ながらサポートしていきます。その悩みを野球に例えて解決していくところが、今までにないですし、新しいジャンルのドラマです。そのハチャメチャさがすごく面白くて、それでいてすごく泣けて…このドラマをご覧いただいて『明日も頑張ろう!』と思っていただけたら嬉しいです」とコメント。

 彌十郎は「『バントマン』というタイトルを聞いた時に、頭の中にポンポンってクエスチョンマークが浮かびました。監督に話を伺って、珍しい作品だなと思いました」とし、「櫻田が作ったチームがいい活躍をするんですね。とてもいいヒューマンドラマです。プロ野球に限らず、もっと野球を楽しんで、応援していきましょう」と呼びかけている。

 ドラマ『バントマン』は、東海テレビ・フジテレビ系にて10月12日より毎週土曜23時40分放送。

 ※キャストのコメント全文は以下の通り。

<倉科カナ、坂東彌十郎 コメント全文>

■倉科カナ
 台本を読んだ時、ヒューマンドラマでありつつ野球の面白さもあって、今までにないドラマだなと思いました。

 私が演じる根鈴華は、誰かを支えることに幸せを感じるという、他者の気持ちを汲むことに長けた女性です。また登場人物全員がとても個性的で撮影がとても楽しかったです。それぞれいろんな悩みを抱えているのですが、悩みにも個性があり、きっとみなさんも共感できるところがあると思います。

 野球のドラマに出演するのは初めてです。この作品がきっかけで、プライベートでも野球を見たりしています。バントは好きですね。いろんなことを考えた上で、相手を送り出すために犠牲になる…、すごく魅力的だと思います。守備も好きです。守備の仕方とかを見ていると一人一人違って、そんなところも面白いなと思います。

 ドラマでは登場人物のいろんな悩みを陰ながらサポートしていきます。その悩みを野球に例えて解決していくところが、今までにないですし、新しいジャンルのドラマです。そのハチャメチャさがすごく面白くて、それでいてすごく泣けて…このドラマをご覧いただいて「明日も頑張ろう!」と思っていただけたら嬉しいです。

■坂東彌十郎
 「バントマン」というタイトルを聞いた時に、頭の中にポンポンってクエスチョンマークが浮かびました。監督に話を伺って、珍しい作品だなと思いました。

 櫻田誠一郎は、ただただ「野球少年」です。子供の頃から野球が好きで、会社も持って自分の人生もあるのに、全てを野球に置き換えて考えている。人のため社員のため頑張ろうという気持ちの底に、野球少年がいることに共感を持ちました。

 好きな野球チームは、我々の年代は、読売ジャイアンツです。「バントマン」に出演していて申し訳ないのですが、父の代からファンでした。王さんと長嶋さんはもちろんですが、僕はセカンドを守っていた土井正三さんが好きで。それが今回の「バントマン」にも何か繋がるような気がして、演じていて嬉しかったですね。

 僕自身も野球少年で、小学生の時に友達とチームを作ったら、父が全員分のユニホームを作ってくれました。歌舞伎俳優の中にも野球が好きな方が多くて、僕はいくつものチームを掛け持ちしていました。ポジションはファースト、たまにピッチャーもしました。中日ドラゴンズでは、僕らの世代で言うと星野仙一さんが好きですね。今年は中田翔選手が入団したのが、すごく興味があります。

 櫻田が作ったチームがいい活躍をするんですね。とてもいいヒューマンドラマです。プロ野球に限らず、もっと野球を楽しんで、応援していきましょう。僕もスーツを着てですけれども、バントをしているシーンがあるので、ぜひそこもご覧ください。

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