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大竹しのぶ、松下奈緒、高岡早紀の熱演に反響 2024夏ドラマの“母”が強すぎる!

クランクイン! / 2024年8月31日 8時0分

(左から)高岡早紀、大竹しのぶ、松下奈緒

 いよいよ佳境を迎える2024夏ドラマ。ラブストーリーにミステリー、さらには復讐系とさまざまなジャンルの作品が並ぶ中、視聴者の心をつかむ“母親”キャラクターの活躍が目立つ。そこで今回は、この夏を熱く彩った“母親”の中から、子への思いや存在感、はたまた恐ろしさが光った女優をピックアップ。その熱演を振り返りたい。

◆若くして亡くなった娘への思いがあふれる――『海のはじまり』大竹しのぶ

 ドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系/毎週月曜21時)で大竹が演じるのは、主人公・月岡夏(目黒蓮)の大学時代の交際相手・水季(古川琴音)の母である朱音。水季は娘の海(泉谷星奈)を遺し、病死してしまった。水季は、朱音が不妊治療の末に授かった大切な一人娘。大切に思うが故に、水季が海を出産する前にはぶつかり、激しく言い争いをすることもあった。

 水季の葬儀で夏に対面したときに朱音は、水季と夏がサインした「人工妊娠中絶に対する同意書」を夏に見せ「気づきませんでした?」と海が夏の娘であることを告げた。夏が何も知らなかったことを謝ると、朱音は「ええ、知らないですよね。男の人は隠されたら知りようがないですもんね。妊娠も出産もしないで父親になれちゃうんだから」と言い放った。第1話から存在感のある母親であることがわかり、視聴者からは大きな反響が集まっていた。

 なお、夏の現在の恋人・弥生(有村架純)に辛く当たる場面もあったが、現在では海と向き合う夏のことを優しく見守っている。


◆娘の父親への思いは変わらず――『海のはじまり』古川琴音

 同じく『海のはじまり』で古川は海の母親・水季を演じている。水季は夏に内緒で海を出産し、海が6歳のときに病死。最初は子どもを堕ろすために病院に行ったが、そこでたまたま見かけた、堕胎した女性の文章を読んで出産を決意。出産を決めた後は夏と別れて一人で海を育てていたが、夏を大切に思う気持ちは変わらなかったようで、夏の話をたびたび海に聞かせていた。

 水季は母の朱音にも頼ることなく一人でする育児と仕事の両立に限界を感じ、手を差し伸べてくれた職場の津野(池松壮亮)を頼ることに。夏のことを津野から悪く言われたときには「海の父親のこと、知らないのに悪く言わないでください」と怒りの感情をあらわにした。

 病気が分かってからも治療はせず、少しでも長く海の側にいたいという気持ちで、ギリギリまで海と二人で暮らしていた。夏に内緒で海のことを産んでいたり、亡くなる前には海に夏のアパートまでの道を教えていたり、水季の行動にはさまざまな意見がある。第8話のラストでは、水季が夏と弥生に手紙を遺していたことが発覚した。

◆強すぎる上昇志向がすがすがしい!――『スカイキャッスル』松下奈緒

 韓国ドラマ『SKYキャッスル』を、日本を代表する人気女優たちをキャストに迎えてリメークしたサスペンス・ミステリー『スカイキャッスル』(テレビ朝日系/毎週木曜21時)。富裕層が暮らす高級住宅地“スカイキャッスル”を舞台に、住人たちの野心とプライド、そして秘密が描かれていく。セレブ妻たちのギラギラとした見栄とドロドロとした欲望が渦まく本作を牽引する主人公は2児の母・浅見紗英(松下奈緒)。

 ハーバード大学出身で両親はアメリカの外科医という経歴を掲げているが、これが真っ赤のウソ。実は児童養護施設出身で、親が逮捕されたことから、名前を変えて生活していたのだった。外科医の英世(田辺誠一)を恋人から奪い取って結婚し、2児をもうけた紗英。そんな彼女は、親子3代を医師にしたいと切望する姑の期待に応えるべく、長女・瑠璃(新井美羽)を超難関高校に合格させるというミッションに目下邁進中。志望校合格率100%を誇る受験コーディネーター・九条(小雪)を雇うためにママ友も平気で出し抜き、瑠璃のライバルとなる同級生をも脅迫。紗英の強すぎる上昇志向と清々しいまでの自分本位な行動は、どこか憎めない不思議な魅力を放っている。


◆知性と美貌で息子の親友をも籠絡――『笑うマトリョーシカ』高岡早紀

 国民的人気政治家・清家一郎(櫻井翔)をめぐる様々な疑惑に、不可解な事故で父親を亡くした記者・道上香苗(水川あさみ)が迫っていく早見和真原作のドラマ『笑うマトリョーシカ』(TBS系/毎週金曜22時)は、現代の日本を舞台にしたポリティカル・サスペンス。ドラマ全体を覆う得体の知れない緊張感を象徴するようなキャラクターが、高岡早紀扮する清家の母・浩子だ。

 満州国から日本へ渡りながらも冷遇され続けた母と2人で暮らしてきた浩子。彼女は母が常々口にしていた“復讐”という言葉に強い影響を受けていく。やがて母と同様、夜の世界で生きることになった浩子は、働いていた店で有力政治家・和田島(加藤雅也)と出会い恋仲に。2人の間に生まれた子どもが一郎だったのだ。一郎の誕生後、浩子は彼を政治家にするべく暗躍。自らの知性と美貌を武器に、一郎の高校時代の担任だけでなく、親友までも籠絡していく。それだけでなく、一郎の周辺で巻き起こる不可解な“事故”にも、浩子が深く関与している可能性も示唆されている。

 劇中ではすでに官房長官に就任し、首相公選制までブチ上げた一郎。彼の一見リベラルな言動や掲げる政策にも、浩子が母から受け継いだ“復讐”の2文字がにじんでいる。


◆金のために息子をけしかける――『夫の家庭を壊すまで』麻生祐未

 松本まりかが不倫夫への復讐に燃える主婦を熱演し、毎回SNSを騒がせているのが人気コミックを実写化したリベンジ・サスペンス『夫の家庭を壊すまで』(テレビ東京系/毎週月曜23時6分)。本作で麻生祐未が演じているのが、主人公・みのり(松本)の義母・裕美。どんな時もみのりの味方として振る舞い、家事も手伝ってくれる心優しい彼女は、ドラマの序盤ではまさに理想的な義母として描かれていた。

 夫・勇大(竹財輝之助)が“もう1つの家庭”を持っている証拠が着々と積み上げられる中、実はみのりの父親が大企業・月城グループの会長だったことが発覚。月城グループでかつて家政婦として働いていた裕美はこの事実を知っていて、みのりが受け取ることになる莫大な財産を奪い取るために勇大を彼女と結婚させていたことも明らかになる。

 第6話では裕美とみのりの秘められた因縁が描かれるという展開に。回想シーンの中で裕美は、高校生の勇大に同級生のみのりと交際するよう指示。「無理だよ…好きな奴いるし…」と答える勇大に、裕美は不敵な笑みを浮かべながら「バレずに二股すればいいじゃない」と言い放つ。あまりにもインモラルなアドバイスにネット上には「親が言うセリフじゃねぇwww」「母親ヤバすぎるwww」などのツッコミが集まっていた。

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