豊川悦司「よく受けたねってよく言われました」『No Activity』シーズン2、キャスト陣インタビュー&メイキング映像公開
クランクイン! / 2024年9月3日 10時0分
豊川悦司と中村倫也が共演する9月13日配信スタートのドラマ『No Activity』シーズン2より、キャストのインタビューとメイキング映像が解禁。併せて場面写真も公開された。
本作は、全く仕事をしないベテラン刑事・時田信吾(豊川)と、その相棒の人たらしな若手刑事・椎名遊(中村)のコンビが、ありえないような騒動を次々と巻き起こすコメディードラマ。じろう(シソンヌ)らが脚本、英勉が監督を務める。
捜査の邪魔ばかりしてトラブルを巻き起こす時田と椎名のコンビは、勝手に張り込み場所を抜け出しただけでなく、指名手配中のヤクザの親分・折原の逃走を知らずと手伝ってしまう。そんなミスを取り返そうとして、路上シンガーソングライターの冬花(白石麻衣)を無理やり13号車に乗せるも、その先でさらに事件が発生する。彼らのミスも重なり、捜査本部は大混乱。一方、警視庁無線連絡室では、美里(木村佳乃)と阿漓羅(清野菜名)のお姉さまコンビにもみくちゃにされる新人職員・四角(岡部大・ハナコ)が孤軍奮闘。さらに折原組の親分・折原(高橋克典)と子分・蓮(清水尋也)、そして伝説のヤクザ・神にも奇妙な関係が発覚する。
今回解禁されたのは、13号車や警視庁無線連絡室、ヤクザ同士の抗争シーン等の秘蔵メイキング映像と、8人のキャストによるオフィシャルインタビュー映像。豊川悦司、中村倫也、白石麻衣の3人、木村佳乃、清野菜名、岡部大の3人、高橋克典、清水尋也の2人という計3組が初出し、撮影秘話や裏話などを語っている。
演じた役どころについて、時田役の豊川が「(この役を)よく受けたねってよく言われました」と話すと、すかさず中村も「豊川さんもか」と自身も周囲から同様の反応だったことを笑いながら明かす。また椎名を演じた中村は「僕はこれをライフワークにしていきたい」と将来への野望を語った。
豊川はシーズン1に続いてコンビを組む中村について、「中村君に対して絶大なる信頼感がありますので、彼にまかせていればいいやくらいの勢いで13号車に乗ってましたからね」と語り、中村は「やりがいをすごく感じながらやっていました」と撮影を振り返る。
新キャストとして時田と椎名と行動を共にする冬花を演じる白石は、「監督からイメージは“あいみょん”さんと伝えられて」役作りを行ったことを報告。豊川が「いるいるこういう感じの人って。自分をちょっとあいみょんと勘違いしてる人」とリアリティさを褒めると、それに中村が「急に矢印強くなったな」とすかさず突っ込み。続けて「(白石の)次回作に悪影響が出てなきゃいいけど」と心配する中村に、豊川が「(悪影響が)出てんのは俺たちじゃない?(自分と中村を指さして)」と指摘し、2人して大爆笑となった。
また、劇中で時田は冬花に恋心を抱くことから、「白石さんの写真を携帯の待ち受けにして拝んでました。撮影の2週間は、真剣に恋をしていました」という豊川の告白に、白石が足をバタつかせて喜ぶ一幕も。シーズン2の配信を心待ちにしているファンに向けて豊川は「シーズン1にもましてシーズン2はさらにパワーアップしております。楽しみに待っていてください」と呼びかけ、中村は「シーズン2は新たな時田さんの一面と、新たな白石麻衣の一面がふんだんに見られますので、楽しみにしていただければと思います」と締めくくった。
無線連絡室のベテラン職員・美里を演じた木村佳乃は、シーズン1の時にじろうの隣の控室ではしゃいでしまったことを告白。そして、「どうやらこのシーズン2は控室でうるさくしていた私を踏まえてのあてがきって聞いて」とじろうによる脚本の裏話を明かす。
第3話のあるシーンについては「意味が分からなかった」そうで、最終的には監督にもそのシーンの意味はわからなかったことから「意味は分からなくていいって、そんなに深く考えなくていい」と指示されたという。問題のシーンは、清野演じる阿漓羅がカレーの入ったナスを男女関係に例えたことが発端となり、最終的に阿漓羅は婚約者との関係を見直すことまで考え始めるというもので、清野自身も「会話してるようで全然会話が成り立ってないんだけど、成り立ってるみたいな」と摩訶不思議なシーンの魅力について語る。
シーズン1に続いてメガホンを取った英勉監督に関して、清野は「全部笑って見てくださるので、なんか自分できてるんだって錯覚しながらできるからすごく自信もってやれてます」とし、四角を演じた岡部も「監督が一番ずっと笑ってくれてるんです。逆に監督しか笑ってない時もあったりするんですけど」と明かす。
美里と阿漓羅にもみくちゃにされる新人四角を演じた岡部は、初共演となった2人について「(相方の)菊田よりやりやすいかも」と仰天発言の後、「四角くんはほんとに真っ当な人間だと思うので今まで生きてきてこういうタイプの人間(美里・阿漓羅)とは出会ってないと思うので、振り回されっぷりをみなさんに是非見ていただきい」とメッセージ。
最後に木村は「とにかく面白い。見て笑っていただけたら幸いです」と問答無用の面白さを強調し、清野は「凄い事件を追っているのに、サラッと見られる」と気軽に楽しめるドラマであることをアピールした。
ヤクザの親分・折原を演じた高橋は「もう、なるようになれ」という気持ちで臨んだ、と撮影当初の様子を振り返り、自身が演じる折原については「ちゃんとしようと思ってるけどダメ。そいういう非常にチャーミングな人なんですね」とコメント。
折原に憧れる子分の蓮を演じた清水は「すっとぼけている、なんだコイツって、クスッとちょっと気が抜けちゃうようなヤツ」とキャラクターの魅力について説明。さらに、高橋が本番中に急にふざけだすということを清水が暴露すると、高橋は「監督のせいなんですよ。英さんの感じは人を解放させてしまう不思議なパワーがある」と話した。
本作の3人3組が別々の場所でストーリーが進行する特殊な構成について、高橋は「これ同じドラマなのかと。3分割ですからね。それがすごく面白い。それでもこれだけストーリーが絡んでて」と構成の妙を指摘。すかさず清水も「ちゃんとそれぞれに色があって、それぞれがちゃんと面白い」と、『No Activity』ならではの魅力を述べた。
メイキング映像では、お馴染みの13号車や無線連絡室での撮影シーンが公開。時田ら警察が追う折原たちの麻薬取引の抗争シーン、伝説のヤクザ、神の自宅での意外な関係発覚なシーンなど、シーズン1からスケールアップした『No Activity』がうかがえるシーンが多数映し出される。時田らの度重なるミスから思いがけず事件の渦中に巻き込まれていく時田と椎名。2人の運命やいかに⁉
ドラマ『No Activity』シーズン2は、Prime Videoにて9月13日より全6話一挙独占配信開始。
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