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映画『十一人の賊軍』山田孝之&仲野太賀×阿部サダヲ×玉木宏の新ビジュアル到着 魂を揺さぶる87秒の最新映像

クランクイン! / 2024年9月11日 11時11分

映画『十一人の賊軍』Dolby Cinema(R)ビジュアル

 山田孝之と仲野太賀がダブル主演する映画『十一人の賊軍』より、新発田藩、新政府軍、旧幕府軍の三者の思惑に踊らされる11人の決死隊をとらえた87秒の最新映像が、新ビジュアルと共に解禁された。

 本作は、「日本侠客伝」シリーズ(1964年~)、「仁義なき戦い」シリーズ(1973年~)などを手掛け、東映黄金期の礎を築いた脚本家・笠原和夫が1964年に執筆した幻のプロットを、60年の時を経て映画化。

 明治維新の中で起きた“戊辰戦争”の最中、新発田藩(現在の新潟県新発田市)で繰り広げられた歴史的事件・奥羽越列藩同盟軍への裏切り=旧幕府軍への裏切りのエピソードをもとに、捕らえられていた11人の罪人たちが「決死隊」としてとりでを守る任に就く物語―。この巨匠が手掛けたプロットを、企画・プロデュースの紀伊宗之と白石和彌監督、脚本の池上純哉たち平成ヤクザ映画『孤狼の血』チームが受け継ぎ、令和に新たな集団抗争劇として誕生させる。

 仲野太賀演じる鷲尾兵士郎の素振りで、東映のロゴマークを一刀両断して始まる今回の最新映像。「戊辰戦争」の戦火が越後の小藩・新発田に降り注ごうとしていた中、阿部サダヲ演じる新発田藩城代家老・溝口内匠は藩の存亡をかけた選択を迫られる。新政府軍につくか、旧幕府軍につくか。崖っぷちの状況の中、新発田を守るため、内匠は鷲尾に意味深な相談を持ち掛ける。

 新発田藩、新政府軍、旧幕府軍の三者の思惑が交錯する中、場面は血しぶきが飛び散り轟音が鳴り響くとりでの防衛戦へ。戦いに集められたのは、さまざまな罪を犯した死刑囚たち。無罪放免を条件に招集された彼らは“11人の決死隊”となり、圧倒的不利な状況の中で戦うことになる。無数に飛んでくる大砲、闇夜に立ち昇る火柱。混沌(こんとん)とした戦場を駆けまわる、山田孝之演じる政ら賊たちと新政府軍の圧巻のアクションシーンが描かれる。映像をより一層壮大に引き立てるのは、ドヴォルザークの「新世界より」。

 玉木宏演じる参謀・山縣狂介が率いる新政府軍はなぜ新発田を狙うのか…? 神妙な面持ちで「こうするしかなかった」と頭を下げる内匠の真意はいかに…? 賊たちは何のために戦うのか? 戦場に響くのはごう音、悲鳴、怒り…。運命にほんろうされながらも命を燃やしてあらがう賊たちの生き様が映し出される。

 最新映像とともに明らかになったのは、物語のカギを握る4名のキャストが鮮烈なインパクトを放つ新ビジュアル。賊軍として戦場を駆け回る政(山田孝之)、鷲尾兵士郎(仲野太賀)と、賊を巧みに利用し新発田藩の安寧を画策する城代家老・溝口内匠(阿部サダヲ)、「戊辰戦争」勝利のためまい進する新政府軍を率いる参謀・山縣狂介(玉木宏)らが、それぞれの思惑を秘め、戦いに挑む緊迫感が、漆黒の背景と相まってヒシヒシと伝わるビジュアルとなっている。

 さらに、本作のDolby Cinemaでの上映が決定。そして本日9月11日、全国公開に先駆け新宿バルト9にて、Dolby Cinema試写会が実施される。

 映画『十一人の賊軍』は、11月1日より全国公開。

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