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第37回東京国際映画祭、ガラ・セレクション部門全作品決定! 予告編解禁

クランクイン! / 2024年9月20日 4時0分

第37回東京国際映画祭予告編より

 10月28日~11月6日開催となる第37回東京国際映画祭の予告編が、本日9月20日より東京都内・近郊の各劇場で上映開始となる。また、ガラ・セレクション部門の全作品が発表された。

 今回の約60秒の予告には、オープニング作品の『十一人の賊軍』(白石和彌監督)とクロージング作品の『マルチェロ・ミオ』(クリストフ・オノレ監督)のほか、世界の国際映画祭で注目された話題作や邦画大作の最新作などを上映する「ガラ・セレクション」部門の全13本の映像が含まれている。

 また、今回の予告編には、九州在住の女子大学生で昨年テレビ番組にてBTSメンバー・JUNG KOOKの世界的な大ヒット曲「Seven」を熱唱し、大きな話題となったHibikiによる楽曲「Desire」が、“第37回東京国際映画祭フェスティバルソング”として使われている。

 今後のブレークを予感させるHibikiは、ウィメンズ・エンパワーメント部門の新設など女性への視線を強め、新たな才能の育成にも力を入れている東京国際映画祭の目指す方向とも合致していることから、今回白羽の矢が立った。

 Hibikiは「『Desire』はSNS時代に振り回されながらも、たくましく生きていく主人公をイメージしながら作りました。映画祭にエントリーされる多くの作品も観た人それぞれの捉え方や価値観があると思いますが、この曲が少しでも映画祭の盛り上げに貢献できたら嬉しいです。また、今年は女性に焦点を当てた“ウィメンズ・エンパワーメント部門”の新設があるとお聞きしました。個人的にはこちらにエントリーされる作品もとても楽しみです」とコメントした。

 また、今回の予告編には今年東京国際映画祭が販売するオリジナルグッズも紹介されている。廃棄されるスクリーンを使ってさまざまなアイテムを作っている東京テアトル株式会社によるブランド「SCRE:EN」とのコラボレーションが実現し、TIFF×SCRE:ENオリジナルグッズが販売される。

 商品展開は、A4サイズが収納できるトートバッグをホワイトスクリーンとシルバースクリーンの2種(価格未定)、携帯電話や財布などの小物を入れられるスタンダードバッグをホワイトスクリーンとシルバースクリーンの2種(価格未定)となる。スクリーンには音を通すために細かい穴が開いているが、その素材をそのまま使い、通気性、耐水性、耐火性に優れた商品となっている。

 10月15日から東京国際映画祭のグッズ販売サイトにて販売を開始し、映画祭会期中の会場でも一部販売予定。

 なお、予告編の最後には昨年実施した東京都内の映画館を対象とした「#」キャンペーン「Tokyo Cinema Days」の告知も入っている。

 ガラ・セレクション部門の全作品は以下の通り。

『ブラックドッグ』(クアン・フー監督)
『エマニュエル』(原題)(オードレイ・ディヴァン監督)
『リュミエール!2』(仮題)(ティエリー・フレモー監督)
『ナイトビッチ』(マリエル・ヘラー監督)
『オラン・イカン』(マイク・ウィルアン監督)
『リアル・ペイン~心の旅~』(ジェシー・アイゼンバーグ監督)
『ルート29』(森井勇佑監督)
『雪の花-ともに在りて-』(小泉堯史監督)
『劇映画 孤独のグルメ』(松重豊監督)
『Spirit World』(原題)(エリック・クー監督)
『サンセット・サンライズ』(岸善幸監督)
『トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦』(ソイ・チェン監督)
『ホワイトバード はじまりのワンダー』(マーク・フォスター監督)

 第37回東京国際映画祭は、10月28日~11月6日開催。

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