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『トップガン マーヴェリック』11.15金ローで地上波初放送! 前週にはシリーズ1作目を放送

クランクイン! / 2024年10月11日 6時0分

映画『トップガン マーヴェリック』メインビジュアル

 トム・クルーズ主演の映画『トップガン マーヴェリック』(2022)が、『金曜ロードショー』(日本テレビ系/毎週金曜21時)にて11月15日に地上波初放送されることが決まった。前週8日には前作『トップガン』(1986)も放送される。

 11月8日放送の第1作『トップガン』は、38年前の1986年に公開、タイトルとなっている“トップガン”とは、米海軍の戦闘機パイロットに空中戦の技術や戦法、戦術、兵器の効果的な用法を指導するために作られた「海軍戦闘機兵器学校」の通称で、主人公ピート・“マーヴェリック”・ミッチェル(トム・クルーズ)と、相棒のニック・“グース”・ブラッドショウ(アンソニー・エドワーズ)が派遣される海軍のエリートパイロット養成所のことだ。

 その“トップガン”を舞台に、型破りで天才肌のパイロットの主人公の挫折と、そこからはい上がり成長して行く姿、女性教官との立場を超えたラブロマンスが、ロックのリズムに乗せて、リズミカルなテンポと迫力の映像で描かれる。

 興行収入は全世界で3億5千万ドルを超え、日本でも65億円を突破、その年の洋画No.1を記録した。また、ベルリンが歌う挿入歌「愛は吐息のように」はアカデミー賞歌曲賞を受賞、ケニー・ロギンスが歌う主題歌「デンジャー・ゾーン」を含むサウンドトラックも全米1位を獲得、若者たちの間に米国のパイロットが着用するフライトジャケットのMA‐1が大流行するなど、映画と音楽、それにファッションが相乗効果を生み、社会現象となった。

 撮影は、米海軍が全面協力して、軍事機密の塊である現役主力戦闘機のコックピットに実際にカメラを搭載して撮影するという、これまでの常識では考えられなかった撮影を実現。まるでコックピットに乗り込んだかのような臨場感を味わうことができ、本物にしか出せない迫力の映像を実現している。また、本作では単にアクションだけでなく登場人物たちの葛藤や成長、友情や恋愛など、心に残る人間ドラマが繰り広げられ、特に、ライバルから信頼できる相棒へと変化していくマーヴェリックとアイスマンの関係性が丁寧に描かれている。

 主演のトム・クルーズは、本作をきっかけに、同年『ハスラー2』、翌年『カクテル』『レインマン』、翌々年にはアカデミー賞の監督賞を受賞した『7月4日に生まれて』と次々とヒット作、話題作に出演。一気にスターダムを駆け上がり、ハリウッドのトップスターとなった。

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