中居正広、『世界野球プレミア12』侍ジャパン公認サポートキャプテンに 若き侍たちの活躍に期待「将来は明るい！」

『世界野球プレミア12』（左から）侍ジャパン公認サポートキャプテン・中居正広、監督・井端弘和

　中居正広が、テレビ朝日系とTBS系で放送される『世界野球プレミア12』（11月9～24日開催）の「侍ジャパン公認サポートキャプテン」に就任することが発表された。

　『世界野球プレミア12』は、世界ランキング上位12チームが参戦する野球の祭典。第1回大会（2015年）では韓国に準決勝で逆転負けし3位。第2回大会（2019年）は決勝で韓国と対決し、山田哲人の逆転弾で優勝を果たした。日本が前回王者として迎える今大会は、連覇を目指す戦いとなる。

　オープニングラウンドは、グループAが11月9～14日にメキシコで、日本が属するグループBは11月14～18日に台湾で行われるが、11月13日の開幕戦「日本vsオーストラリア」のみ日本のバンテリンドーム ナゴヤで行われる。各グループ上位2チームが総当たり戦のスーパーラウンドに進出し、スーパーラウンドは決勝まですべて東京ドームで行われる。

　日本が入ったグループBには、宿命のライバル・韓国や、台湾、キューバ、ドミニカ共和国、オーストラリアといった強豪がそろい、どの試合も激戦が予想される。

　そんな強敵ひしめく本戦に挑むにあたり、日本代表は11月9・10日の2日間、開幕戦の舞台となるバンテリンドーム ナゴヤにチェコ共和国を迎えて強化試合を行う。

　先日発表された日本代表には、前回のWBC優勝メンバーの岡本和真や牧秀悟、源田壮亮らが選出された。さらに今回の注目は、若手選手の積極起用。井端弘和監督は「監督要請を受けた時、最初に言われたことが『長く世界一を続けられるチーム作り』。10年先までイメージして、20代前半の選手がどんどん出てきてほしいという想いがありました」と明かす。

　「前回のプレミア12、そして東京五輪、WBCと、日本代表は世界大会では負けていません。おのおのが《持っているもの》を、普段通りに出してほしいです。《勝つこと》だけを考えています！」と力強く意気込む井端監督。再び世界の頂点を目指す侍ジャパンの躍動に期待が高まる。

　「侍ジャパン公認サポートキャプテン」に就任が決定した中居正広は、ワールドベースボールクラシック（WBC）を含めると、通算6度目の就任となる。

　選出されたメンバーを見て「若返りにびっくりした」という中居だが、それを踏まえて「代表経験のある岡本選手、牧選手、そして、最年長の源田選手がどうチームを引っ張って、若い選手を盛り上げていくのかなっていうのを見てみたい」と語る。「代表としての活躍が未知数の若い選手が半分以上なので、これでもし世界一になったら将来、すごく明るいなと思っています」と若き侍たちの活躍にも期待を寄せている。