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ドナルド・トランプを“創造”した人物とは――『アプレンティス』新予告&ポスター解禁

クランクイン! / 2024年10月17日 9時0分

映画『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』ポスタービジュアル

 ドナルド・トランプの若き日を描いた映画『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』(2025年1月17日公開)より、30秒の新予告映像、ポスタービジュアルが解禁された。

 世界中で“最もヤバい大統領”と呼ばれたドナルド・トランプ。その発言や行動は規格外で、耳を疑うようなエピソードであふれている。だが、怪物は決して生まれた時から怪物だったわけではなかった。本作は、成功を夢見る初々しい20代のトランプが、伝説の弁護士に導かれて驚がくの変身を遂げ、トップへと成り上がるまでの道のりを暴き出す衝撃の問題作。

 1980年代、20代のドナルド・トランプは危機に瀕していた。不動産業を営む父の会社が政府に訴えられ、破産寸前まで追い込まれていたのだ。そんな中、トランプは政財界の実力者が集まる高級クラブで、悪名高き辣腕弁護士ロイ・コーンと出会う。大統領をはじめとする大物顧客を抱え、勝つためには人の道に外れた手段を平気で選び、法さえ無視する冷酷な男だ。

 そんなコーンがまだ駆け出しでナイーブな“お坊ちゃん”だったトランプを気に入り、〈勝つための3つのルール〉を伝授し、服装から生き方まで洗練された人物へと仕立てていく。そのおかげでトランプはいくつもの大事業を成功させていくが、やがてコーンさえ思いもよらない怪物へと変貌していく…。

 監督は、これまで様々な問題作を世に放ち、そのすべてがカンヌ国際映画祭に出品され、本作もカンヌ国際コンペティション部門で高い評価を得たアリ・アッバシ。脚本は、長年トランプ前大統領を取材してきた政治ジャーナリストでもあるガブリエル・シャーマン。トランプを演じるのは、『アベンジャーズ』シリーズのセバスチャン・スタン。トランプを一流の実業家へと育てた果てに、予想不可能な運命にまきこまれる弁護士ロイ・コーンは、『民衆の敵』で本年度トニー賞演劇主演男優賞に輝いたジェレミー・ストロングが演じる。

 トランプが上映阻止に動き、大きな話題を呼んだ本作。遂に10月11日に全米公開を迎えると、SNS上では「セバスチャンはトランプを完璧に表現している。漫画的でも喜劇的でもない。最高の出来だ」「必見! 素晴らしい映画だわ!」「ジェレミー・ストロングは、彼が登場するすべてのシーンを自分のものにしている。この悲しい人生に完璧な光を当てている」「アカデミー賞にノミネートされるという話がすでに出ている。真面目な話、これは今までに公開された映画の中で最も勇気ある作品の1つだ。見る価値は十分にある」など、多くの高評価が寄せられている。

 30秒の新予告映像は、まさにトランプのジェットコースター人生を象徴するかのような、怒涛の展開。駆け出しの“お坊ちゃん”だった若きトランプは、父親の会社が政府に訴えられるという人生最大の危機に直面し、悪名高い伝説の弁護士コーンと運命的な出会いを果たす。「成功する方法を教えてほしい」とコーンに懇願したトランプが、「まずは攻撃、攻撃、攻撃」などと教えを受け、洗練され次第に成り上がっていく激動の日々が、息もつかせぬ展開でスリリングに描かれていく。

 そしてクライマックスで「財産を失ったらどうします?」と尋ねられたトランプが、不敵な笑みを浮かべながら答えた言葉とは。まさに今再び勝負に出ようとしているトランプが、その行動の原点のような発言を放つ姿で締めくくられる、強烈なインパクトの映像となっている。

 ポスタービジュアルは、ゴールドに染まっていく若き日のドナルド・トランプが玉座に座り、その後ろには強烈な存在感を放つ弁護士コーンが静かに立っているデザイン。そして「このモンスターには、創造主がいた」というコピーが添えられ、トランプの人生における栄光と闇、その過去に隠された謎めいた光と影、それを創り上げた背景を表現した、強い印象を与えるビジュアルとなっている。

 映画『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』は、2025年1月17日より全国公開。

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