リアム・ペインさんの訃報受け、ワン・ダイレクション＆メンバー各自が声明

　現地時間10月16日に、ホテルの3階から転落し、31歳の若さで亡くなった元ワン・ダイレクションのリアム・ペインさん。訃報を受けて、ワン・ダイレクションとして残されたメンバー4人が連名で声明を発表。その後改めて、メンバーそれぞれが追悼メッセージを公表した。

　現地時間10月17日、ワン・ダイレクションが公式インスタグラムを更新し、黒い背景に白い文字で綴ったメッセージを公開。「リアムの訃報に触れ、僕らは完全に打ちのめされています。それぞれの準備が整ってから多くを語ることにします。それまでは、ぼくらが愛したきょうだいの死を悲しみ、消化するために時間を使うつもりです。彼と共有した思い出は、永遠の宝物です。ご家族と友人、そして僕らとともに彼を愛したファンの皆さんに想いを馳せます。彼を思うとひどくさみしいです。リアム、愛しています」と綴り、2016年に脱退したゼイン・マリクも含め、ルイ・トムリンソンとナイル・ホーラン、ハリー・スタイルズ、4人の名前が添えられた。

　ルイはインスタグラムにてリアムさんとのツーショットをシェア。「昨日、きょうだいを失い、これを書きながら心を酷く痛めています。リアムはポジティブで楽しく、優しい心の持ち主で、僕が日々尊敬する人でした」と記し、「僕の意見では、リアムがワン・ダイレクションにとって、最も大切な人だった」とグループ時代の思い出を振り返った。そして「もし聞こえるなら」と綴り、彼に向けたメッセージを贈った。

　「君と知り合えて、これ以上ないほど幸運だった。別れを言わなければいけないなんて本当に辛い。バンドを通じてより親しくなれたことに感謝してる。素晴らしい思い出の数々は宝物だ。ずっと一緒にいられると思っていた。またステージを共にしたかったけれど、叶わなかった。（息子の）ベアが僕を必要とするときが来たら、彼の人生に必要なおじとして駆け付け、父親がどんなに素晴らしかったか話を聞かせるよ。別れを言うチャンスが欲しかった。どんなに愛しているかもう一度伝えたかった。愛しているよ、安らかに」。

　ゼインはインスタグラムにて、車の中でリアムさんと重なるように眠りこける写真を投稿。「リアム、君に聞こえることを願って、大声を出している自分がいる。自分勝手にも、これからもっと一緒に話せると思っていた。人生で最もつらい時期に僕を支えてくれた君に、感謝を伝えていなかった」と後悔を滲ませる。