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渡邉美穂&INI 木村柾哉  2人が「美穂の!」「柾哉の!」と主張したいものは?

クランクイン! / 2024年10月27日 10時0分

――木村さんが演じられた直己は「学校一の王子様が降臨」というキャッチフレーズがついていますね。

木村:直己は廊下を歩くたびに女の子たちが振り返る、誰しもが恋に落ちてしまうようなビジュアルの王子様です。でも実は、見た目とは正反対な一面を心の中に抱えていることも魅力だなと思っています。性格的には直己といくつか通ずる部分はあったんですけど、やっぱり学校一のモテ男っていうのが僕の学校生活と違いすぎて…(笑)。そこを自分の中で噛み砕いて演じるときに、すごく苦戦しましたね。

――ちなみに通ずる部分というのはどういったところでしょう?

木村:少しミステリアスだったり、自分の本心を隠してしまったり、他人の気持ちをうかがいつつ他人を優先して行動したり、というところは若干似ているものはあったかなと思います。

――お互いに共演されてみていかがでしたか?

木村:本当にやりやすかったです。

渡邉:えー! うれしいです!

木村:僕、結構緊張するので、それこそ初映画・初主演となるとド緊張だったんですけど、渡邉さんだったからこそ、僕も作品に集中して取り組むことができたなと思うのでとても感謝しています。

渡邉:いやいや、こちらこそありがとうございます! 私は木村さんのこの作品に取り組む姿勢がとてもすてきで見習いたいと改めて思いました。木村さんもそうですし、共演の齊藤なぎささん、山中柔太朗さんも同年代というのもあって、最初から壁がなかったというか。気が付いたらみんな仲良くなっていて、変に気を遣う部分がなかったので、お芝居でも遠慮することなく、しっかり正面からみんなで向き合ってやっていくことができました。本当に木村さんだったからこそ、いい雰囲気が作れたかなと思います。

木村:ありがとうございます!

■思い出に残っている少女漫画は?

――お2人は思い出に残っている少女漫画はありますか?

木村:この役をやることが決まって、勉強も兼ねていろいろなラブコメ漫画を見させていただいたのですが、やっぱり幸田先生の『センセイ君主』と『ヒロイン失格』がよかったです。『ヒロイン失格』は僕にとって思い出に残る作品になっていて、2作品を見させていただいてからの『あたしの!』があるので。

渡邉:幸田先生は私の青春ともいえます。特に『ヒロイン失格』の映画は劇場に見に行ったんですけど、私の大好きなシーンがありまして。坂口健太郎さんが弘光(廣祐)くんという男の子を演じられているんですけど、モテ男なのになかなか恋愛の面で報われないんです…。最後のシーンで、観覧車の中でヒロインに振られちゃうんですよ。そこで、ポロッと涙を流して、「なんで俺、泣いているんだ」って言うんです。モテモテの男性が無意識で涙が流れちゃうほど、相手のことを思っていたシーンが忘れられなくて…! いまだに幸田先生と「あのシーンいいよね!」って盛り上がります(笑)。キラキラした場面だけじゃなくて、ちょっとほろ苦いシーンが含まれているっていうのも少女漫画のよさだな、とあのシーンを見たときに感じましたね。

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