小栗旬&浅野忠信、『MIRRORLIAR FILMS Season6』秋田での撮影振り返る 山田孝之Pも作品に共感
クランクイン! / 2024年11月17日 15時15分
11月16日、短編映画制作プロジェクト「ミラーライアーフィルムズ」が秋田市未来創造人材育成・プロモーション事業実行委員会と開催する「MIRRORLIAR FILMS AKITA文化祭」が実施され、本企画のプロデューサーであり本作に出演する阿部進之介、同じくプロデューサーの山田孝之、本作で『1/96』の監督を務めた小栗旬、『男と鳥』の監督を務めた浅野忠信らが登壇した。
2020年より始動した、伊藤主税、阿部進之介、山田孝之らがプロデュースする『MIRRORLIAR FILMS』は、メジャーとインディーズの垣根を越えて映画を作り上げる短編映画制作プロジェクト。これまでにSeason1〜5では俳優、映画監督、漫画家、ミュージシャンなどが監督した42本の短編映画を劇場公開。シーズン6には監督として小栗旬、浅野忠信らが参加しており、注目クリエイターが続々とプロジェクトに加わっている。
今回、『MIRRORLIAR FILMS Season6』に参加した浅野忠信(『男と鳥』監督)は参加の経緯が『SHOGUN 将軍』(ディズニープラス)で共演した阿部進之介プロデューサーからの誘いだったことを明かし、監督作『男と鳥』に登場する独創的なキャラクター(ゾンビ侍)が生まれた経緯に話が及ぶと「『SHOGUN 将軍』の撮影をしているときに、阿部くんと「もし続編があったら死んでしまったキャラクターはどうなるんだろうね? みたいな話をしてたときに〝ゾンビ侍″で出てきたらいいんじゃないかって話になって…」「次の日浅野さんがSNSで手描きのゾンビ侍のイラストをあげていて(笑)。それで今回作品作るってなった時に、"ゾンビ侍"にしようみたいになって…(笑)」と本作主人公のキャラクターの意外な誕生秘話を明かした。
さらに、出演もする阿部の演じた″鳥男″の生まれたきっかけに関しては「コマ撮りで楽しいのは、やっぱり飛んでる映像なんですよね。これは鳥だと思って、阿部くんにテストで飛んでもらったらすごいうまくて…(笑)」と語ると阿部は「浅野さんの自宅で何度も飛びましたよね」と語り、コマ撮りで制作された作品ならではの面白さを語った。
さらに、小栗旬監督は参加のきっかけを山田孝之プロデューサーからの声がけだったことを明かすと山田プロデューサーは「『シュアリー・サムデイ』を監督して以来で、次いつ監督するんだろう? という気持ちがあったので」とオファーの経緯を語った。作品の内容に話が及ぶと、「元々全然違うものをやろうと思っていたんですけど、打ち合わせを重ねている間に脚本の三枝くんと僕が″父親あるある″みたいのを話していたらそれを聞いた下京プロデューサーから「その話を映画にしたら面白いのでは? という話になって、父親の現実逃避したいみたいな話に進んでいきました」と明かした。
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