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『ベルサイユのばら』本予告解禁! ナレーションは元タカラジェンヌ・黒木瞳、主題歌は絢香

クランクイン! / 2024年11月21日 6時0分

劇場アニメ『ベルサイユのばら』予告ナレーションを担当する黒木瞳

 劇場アニメ『ベルサイユのばら』より、本予告映像が解禁。併せて、本作のナレーションを元タカラジェンヌの黒木瞳、主題歌をシンガーソングライターの絢香が担当することが発表され、2人からの『ベルばら』愛あふれるコメントも到着した。

 革命期のフランスで懸命に生きる人々の愛と人生を鮮やかに描き、累計発行部数2000万を突破した池田理代子の漫画『ベルサイユのばら』。連載中から読者の熱狂的な支持を集め、宝塚歌劇団による舞台化やテレビアニメ化など、数々の方面で社会現象を巻き起こし、少女漫画界に金字塔を打ち立てた。その不朽の名作が完全新作として劇場アニメ化される。

 監督は吉村愛、脚本は金春智子、キャラクターデザインは岡真里子。音楽プロデューサーは澤野弘之、音楽は澤野と共にKOHTA YAMAMOTOが担当。そしてアニメ制作はMAPPAが手がける。

 キャストには、将軍家の跡取りで、“息子”として育てられた男装の麗人オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ役の沢城みゆきをはじめ、オーストリア出身のフランス王妃マリー・アントワネットを平野綾、オスカルの幼なじみの平民アンドレ・グランディエを豊永利行、容姿端麗なスウェーデンの伯爵ハンス・アクセル・フォン・フェルゼンを加藤和樹が演じる。

 ほか、衛兵隊の一員で、オスカルも一目置くほどの剣の腕前を持つアラン・ド・ソワソンに武内駿輔、オスカルが近衛隊隊長を務めていたときに副官として従っていたフローリアン・ド・ジェローデルに江口拓也、パリの新聞記者でオスカルが市民の困窮を理解するきっかけを作った人物ベルナール・シャトレに入野自由、ルイ15世の孫でマリー・アントワネットの夫ルイ16世に落合福嗣、オスカルの父でフランス王室に忠誠を誓うジャルジェ将軍に銀河万丈、アンドレの祖母でオスカルの乳母マロン・グラッセ・モンブランに田中真弓と、実力派声優キャストが挑む。

 麗しき二輪の薔薇の花、オスカルとアントワネットを中心に、アンドレとフェルゼンの4人が愛と運命の物語を繰り広げる一方、彼らを取り巻くアラン、ジェローデル、ベルナール、ルイ16世、ジャルジェ将軍、マロンたちの切なくも愛に満ちたそれぞれの生き様が語られる本作。50年以上の時を経て新たに幕を開ける“本作最大の魅力”といえば、メインキャストらによる麗しい歌声と本作を物語る壮大な音楽の演出。澤野弘之による15曲もの挿入歌が、精鋭スタッフによる圧倒的スケールのアニメーションと融合し、キャラクターやその心情を歌にのせた新生『ベルサイユのばら』がここに誕生した。

 今回解禁された本予告映像は、「麗しき二輪のばらの花が、この先、嵐の如(ごと)き時代を生きることとなる場所。それは…フランス・ベルサイユ」という黒木瞳のナレーションから始まる。そして絢香の主題歌「Versailles ‐ ベルサイユ ‐ 」などの美しくドラマティックな音楽と共に、名シーンの数々、予告の最後のオスカルの悲しくも美しい涙が映し出され、胸の高鳴りや涙を誘う映像となっている。

 本作のナレーションを担当する黒木瞳は、元タカラジェンヌ。現在は俳優として活躍するほか、『Mr.インクレディブル1.2』イラスティガール役や『思い出のマーニー』久子役など、大作映画でも声優も務めてきた。宝塚歌劇との出会いは『ベルサイユのばら』だったという黒木は、「ベルサイユのばらの魅力は史実だけではなく、その時代に生きた1人1人の登場人物にスポットを当てて人生や愛や苦悩を描いたところだと思います。この度はナレーションという形で参加させていただいたことを大変光栄に思っております。史実とフィクションを交えた物語は後世に残る愛ある作品です。何度でもご覧いただきたいと思います」とメッセージを寄せた。

 また、主題歌「Versailles ‐ ベルサイユ ‐ 」は、デビュー曲「I believe」や連続テレビ小説『花子とアン』(NHK総合ほか)の主題歌「にじいろ」など、世代を超えて歌い継がれる曲を生み出している絢香が、本作のために書き下ろしたもの。同曲について、絢香は「激動の時代を生き抜く登場人物たちの勇気、純粋な愛、そして力強さの中に潜む儚い運命に深く心を打たれ、その想いを音楽として表現すべく、一音や一言すべてに心を込めて制作しました。この不朽の名作にまた新たな1ページが加わるなかで、作品と共にファンの皆様には楽曲も楽しんで頂けたらと願っております」と語っている。

 なお、12月8日に開催される完成披露試写会には、ナレーションの黒木瞳も登壇。オスカル役・沢城みゆき、アントワネット役・平野綾、アンドレ役・豊永利行、フェルゼン役・加藤和樹らメインキャストや吉村愛監督と共に、本作の初お披露目に立ち会う。

 さらに今回、「ベルばら映画応援隊」と題された企画もスタート。応募条件は『ベルサイユのばら』を愛していること。『ベルばら』歴や『ベルばら』との出会い、推しキャラクターなどをアンケートで回答した応募者の中から抽選で300名を、「ベルばら映画応援隊」に任命する。ベルばら映画応援隊に認定された人には「デジタル認定証」(スマホ待ち受け画像)をプレゼントするほか、12月8日の完成披露試写会に抽選で招待する(40組・80名)。また、全国各地からの本作のチラシを求める声に応え、デジタルチラシの配布も開始。詳細は公式HP参照。

 劇場アニメ『ベルサイユのばら』は、2025年1月31日より全国公開。

※黒木瞳、絢香のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■黒木瞳(ナレーション)

宝塚との出会いは「ベルサイユのばら」でした。物語に心奪われて、パリに行く度にベルサイユ宮殿を訪れました。ベルサイユのばらの魅力は史実だけではなく、その時代に生きた1人1人の登場人物にスポットを当てて人生や愛や苦悩を描いたところだと思います。この度はナレーションという形で参加させていただいたことを大変光栄に思っております。史実とフィクションを交えた物語は後世に残る愛ある作品です。何度でもご覧いただきたいと思います。

■絢香(主題歌担当)

半世紀を超えてなお世界中の人々に愛され続ける名作『ベルサイユのばら』。その劇場アニメ版主題歌「Versailles ‐ ベルサイユ ‐」の作詞・作曲を担当させていただいたことを、心より光栄に感じております。激動の時代を生き抜く登場人物たちの勇気、純粋な愛、そして力強さの中に潜む儚い運命に深く心を打たれ、その想いを音楽として表現すべく、一音や一言すべてに心を込めて制作しました。この不朽の名作にまた新たな1ページが加わるなかで、作品と共にファンの皆様には楽曲も楽しんで頂けたらと願っております。

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