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チャン・ドンゴン来日! “韓流四天王”日本イベントで監督との縁を明かし、ファン歓喜

クランクイン! / 2024年11月21日 18時30分

 ホ監督も「トロント国際映画祭において初めて公開し、それを皮切りに恐らく過去の私の作品の中で一番たくさんの映画祭に招かれました。韓国で公開をした後も予想以上に反応が良かったです。ついにここ日本でも公開されることになりました」と感慨深い様子だった。

 ホ監督のマイクの向きをさりげなく整えてあげるチャンに「ありがとうございます」とホ監督が日本語で答えるなど、仲睦まじい様子を見せた二人は、『危険な関係』(2012)以来の再タッグ。ホ監督は「『危険な関係』以来、実に12年ぶりとなりますね。またこうしてチャン・ドンゴンさんとお会いできてとても嬉しく思います。現場はとても楽しく、チャン・ドンゴンさんとは色々なお話をして、ジェギュというキャラクターを作り上げていきました。今から皆さんにご覧いただきますが、本当に素晴らしい演技を見せてくれています」とチャンを絶賛。

 しばらく映画出演から遠ざかっていたチャンが復帰作としてホ・ジノ監督作を選んだ理由については、「監督の『八月のクリスマス』を見ていつかご一緒したいと思っていて、『危険な関係』でご一緒することができて、とても楽しく興味深い現場となりました。ホ監督は本当に私たち俳優をリラックスさせてくださる監督です。私たちの話に耳を傾けて理解してくださるので、頼もしい援軍を得たという感覚になります」と振り返った。

 さらに、「実は『危険な関係』の前に、自分の口からこのタイトルを言うのも気恥ずかしいですが、確か15年ほど前に東京ドームで“韓流四天王”というイベントが行われて、その時に監督が映像をディレクティングしてくださいました。それを含めると本作が3度目の共作になります」と日本で行われたイベントでの裏話を披露すると、当時現場に参加していただろう観客からは驚きの声があがった。そして、長くなってしまった通訳にチャンは「お疲れ様でした」と日本語で通訳者を労うと拍手が巻き起こった。

 本作はヘルマン・コッホの世界的なベストセラー小説「冷たい晩餐」が原作で、既に欧米でも映画化されているが、今回改めて映画化しようと思ったきっかけについてホ監督は「これまでの映画もすべて素晴らしい作品でしたので、最初は少し映画化することにためらいがありましたが、何度もシナリオを読み返していくうちに、今まで私が作ってきた作品のストーリーとは違ったものを映画の中に込められるのではないかと思いました。韓国の階級などの社会問題について、自分自身で掘り下げて表現する良い機会・挑戦になるのではと思って引き受けることにしました」と明かした。

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