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板垣李光人と中島裕翔が“切ないバディ”に 傑作サスペンス漫画『秘密』ドラマ化決定、1月スタート

クランクイン! / 2024年11月26日 5時0分

ドラマ『秘密~THE TOP SECRET~』主演の(左から)中島裕翔、板垣李光人

 板垣李光人と中島裕翔がダブル主演を務めるドラマ『秘密~THE TOP SECRET~』(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜22時)が、2025年1月期より放送されることが決定した。

 本作は、科学警察研究所の法医第九研究室、通称“第九”を舞台に、室長の薪剛(まき・つよし)と、新米捜査員の青木一行(あおき・いっこう)のバディが、死者の生前記憶を映像で再現できる特殊なMRI技術を用いて、解決不可能とされていた事件の真相を解き明かしていくヒューマンサスペンス。原作は清水玲子氏による同名漫画で、第15回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した。脚本は、映画・テレビドラマの『アンフェア』シリーズやドラマ『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』、映画『陰陽師0』など、数々のヒット作を手掛けた佐藤嗣麻子が務める。

 科学警察研究所の法医第九研究室、通称“第九”(架空の組織)では、凶悪・重大犯罪において、被害者および犯人死亡の際、その脳を特殊なMRIスキャナーにかけ、生前の記憶を映像化する「MRI捜査」を行う。その映像は、死者が「見た」ものであるため、幻覚や病気、妄想、先入観をも映し出されてしまう。

 類いまれな容姿に驚異的な記憶力と鋭い洞察力をもつ薪剛は、「第九」の創設メンバーで室長。ある事件により、親友であり同僚だった鈴木克洋を亡くした薪の前に、鈴木にうり2つの新米捜査員・青木一行が配属されてくる。2人は、死者が最期まで秘めていた“想い”や“秘密”をも見てしまうことで、心に罪の意識と葛藤を抱きつつも、難事件を解決するために奮闘し、かけがえのないバディとなっていく。

 板垣が演じる薪剛は、冷静沈着だが正義のためなら権威にも立ち向かう大胆さを持つ。30代には見えぬ容姿だが、第九の創設時から室長を務め、全ての事件に関わり、あらゆる「秘密」を見てきた人物。青木たち部下に対して高圧的で厳しい態度で接することもあるが、誰よりも繊細で部下思いの一面も持っている。

 板垣は昨年デビュー10周年を迎えた若手実力派俳優。最近では、映画『ブルーピリオド』『八犬伝』『はたらく細胞』など話題の作品に立て続けに出演している。アートの分野でも自身初の個展を開くなど多彩な一面も見せる。雑誌「日経トレンディ」が選ぶ「来年の顔」にも選ばれていて、いま最も注目を集める人気俳優の一人だ。若手ながら10年以上のキャリアで培った繊細かつ豊かな表現力を武器に、本作でどんな一面を見せてくれるのか期待したい。実は板垣は、彼が演じる薪剛と同じくAB型で、誕生日も同じ1月28日。板垣と今作の出会いは、まさに“運命”だったといえよう。板垣は地上波ゴールデン帯連続ドラマで初主演となる。

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