ゼイン・マリク、ソロコンサート初日にリアムを偲ぶ

ゼイン・マリク、コンサート初日にリアムを偲ぶ

　ワン・ダイレクションのバンドメイト、リアム・ペインさんが亡くなったことを受け、コンサートツアー「Stairway to the Sky Tour」の北米公演を延期していたゼイン・マリク。この度迎えたツアーの初日公演を、リアムさんを追悼するひと時で締めくくったようだ。

　Peopleによると、ゼインは現地時間11月23日に英リーズにあるO2アカデミーでコンサートを開催。公演の終盤、彼の楽曲「Stardust」が流れるなか、スクリーンに「リアム・ペイン 1993-2024　愛してる」というメッセージが映し出されたようだ。ファンがX（旧ツイッター）でシェアし、明らかになった。

　リアムさんは10月16日に、滞在していたアルゼンチン・ブエノスアイレスのホテルの部屋から転落し、死亡が確認された。これまでの報道によると、複数の外傷と、それに起因とする体内及び体外の出血が原因とされている。毒物検査の結果、体内からはアルコールとコカイン、抗うつ剤が見つかった。

　11月20日に英バッキンガムシャー・アマーシャムにある教会にて、葬儀が執り行われ、ゼインのほかハリー・スタイルズとルイ・トムリンソン、ナイル・ホーランらが参列。ワン・ダイレクションのメンバー全員が、活動休止発表以来初めて一堂に会した。

　アルバム『Room Under the Stairs』をひっさげ、初のソロツアーを予定していたゼインだが、リアムさんの訃報をうけ、10月23日から予定していたツアーの北米公演延期を発表していた。