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テイラー・スウィフトらも学んだ“モンテッソーリ教育”生みの親の劇的人生とは? 『マリア・モンテッソーリ』3.28公開決定

クランクイン! / 2024年12月11日 16時0分

映画『マリア・モンテッソーリ 愛と創造のメソッド』日本版ポスター

 “モンテッソーリ教育”の生みの親であるマリア・モンテッソーリの苦悩の7年間を描く映画『Maria Montessori(英題)』が、邦題を『マリア・モンテッソーリ 愛と創造のメソッド』として2025年3月28日より公開されることが決定。日本版ポスタービジュアルと場面写真4点が解禁された。

 Amazon創業者ジェフ・ベゾス、Google創業者ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン、シンガーソングライターのテイラー・スウィフト、将棋の藤井聡太などが受けたことでも注目されるモンテッソーリ教育。本作は、その生みの親であるマリア・モンテッソーリがメソッドを獲得し、1907年に「子どもの家」を開設するまでの苦悩に満ちた7年間を描いた感動作。

 20世紀初頭のイタリア・ローマ。マリア・モンテッソーリ(ジャスミン・トリンカ)は、ある「成功者」と出会う。フランスの有名なクルチザンヌ(高級娼婦)リリ・ダレンジ(レイラ・ベクティ)だ。リリは娘の学習障がいが明るみに出そうになったとき、自分の名声を守るためにパリから逃亡してきたのだった。マリアはこの時期すでに画期的な新しい教育法の基礎を築いていた。リリはマリアを通して、娘はただの障がいのある女の子ではなく、強い意志と才能を持った人として、ありのままの娘を知るようになる。マリアに共鳴したリリは、男性中心社会の中でもがくマリアの野望の実現に手を貸すのだが…。

 監督は、パリ、ウィーン、ベルリンで政治学を学び、その後ドキュメンタリー映画を主に活動してきたレア・トドロフ。2012年に初のドキュメンタリー『Saving Humanity during Office Hours』を監督し、14年には『Russian Utopia』を共同監督。15年にジャンナ・グルジンスカ監督のオルタナティブ教育をテーマにしたドキュメンタリー『School Revolution: 1918‐1939』の脚本を執筆。そして、遺伝性疾患を持って生まれた娘の誕生が本作制作への決定的な契機となった。本作が長編劇映画、初監督となる。

 マリア・モンテッソーリを演じるのは、『息子の部屋』で俳優デビューを飾り、『輝ける青春』『フォルトゥナータ』『泣いたり笑ったり』など数多くの作品で映画賞を受賞しているジャスミン・トリンカ。俳優のみならず監督としても活躍している彼女は、第75回カンヌ国際映画祭ではコンペティション部門の審査員を務めた。リリ役には、『虚空の鎮魂歌(レクイエム)』『シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢』『パーフェクト・ナニー』のレイラ・ベクティ。

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