『スター・ウォーズ』新作映画『マンダロリアン＆グローグー』、ジャバ・ザ・ハットの息子役にジェレミー・アレン・ホワイト

　マンダロリアンとグローグーを主人公に描く「スター・ウォーズ」シリーズの新作映画『The Mandalorian & Grogu（原題）』。ジャバ・ザ・ハットの息子であるロッタ・ザ・ハット役を、ドラマ『一流シェフのファミリーレストラン』や『アイアンクロー』で大注目のジェレミー・アレン・ホワイトが演じることがわかった。

　Varietyによると、これまで本作について、ストーリーなど詳しいことが明かされていなかったが、ジェレミーがロッタ・ザ・ハットを演じることが分かり、内容が垣間見えたようだ。

　孤高の賞金稼ぎ“マンダロリアン”（以下マンドー）と強いフォースを秘めた子ども“グローグー”の冒険を描くドラマ『マンダロリアン』は、「スター・ウォーズ」シリーズを代表する“ジェダイ”である若き日のルーク・スカイウォーカーやアソーカ・タノなどが登場し、正史とつながりがある人気シリーズ。『ジェダイの帰還』（1983）でレイア（キャリー・フィッシャー）がジャバ・ザ・ハットを殺害した後の時代が舞台となっている。

　一方、同作のスピンオフドラマ『ボバ・フェット』では、ジャバの死後、ボバ・フェット（テムエラ・モリソン）が彼の縄張り巡って争い、手に入れたことが描かれている。新作映画では、こうした物語を統合した形になるのかもしれない。ボバ・フェットとフェネック・シャンド（ミンナ・ウェン）が登場する可能性もある。

　本作の監督を務めるのは、『マンダロリアン』のクリエイターでもあるジョン・ファヴロー。彼が『アソーカ』のデイブ・フィローニとともに脚本を手掛ける。ペドロ・パスカルが引き続きマンドー／ディン・ジャリンを演じ、未発表の役柄でシガニー・ウィーバーが出演することが分かっている。ジェレミーは現在、ブルース・スプリングスティーンの伝記映画『Deliver Me From Nowhere（原題）』を撮影中。『The Mandalorian & Grogu』は、2026年5月22日に劇場公開される予定。