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横浜流星「緑には縁がある」 主演大河ドラマと過去出演作の共通点を告白

クランクイン! / 2024年12月16日 14時33分

横浜流星、大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』完成試写会に登場

 俳優の横浜流星が16日、都内で行われた大河ドラマ『べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺』完成試写会に出席。本作に感じた過去作との“縁”を語った。

 本作は、“江戸のメディア王”として時代の寵児(ちょうじ)になった“蔦重”こと蔦屋重三郎の生涯を、笑いと涙と謎に満ちた物語として描く。脚本は森下佳子。

 横浜は本作について「こういった作品に触れてこなかったし、自分の中でも挑戦なので皆さんにどう感じていただけるのかがすごく楽しみ」とコメント。自身が演じる蔦屋重三郎に関しては「蔦屋重三郎という、あまり知られてない人物だからこそ先入観なく見ていただけると思う」と語った。

 本作が今の世の中に与える影響について問われると「この作品の話をいただいたときがコロナ禍の先、ちょっとエンタメが復活してきた時」とした上で、「そういう時に、やっぱりこの作品を届ける意義があるなというのを感じていた」と告白。「エンタメの素晴らしさを蔦重を通してしっかりと皆様に伝えたいという思いもありますし、個人的な思いとしてはエンタメ業界で頑張っている人たちに勇気を与えたいなという思いもあります」と明かしつつ、「作品は届けたら皆様のものになるので、皆様がどう感じていただけるのかは、純粋にこの作品を楽しんで蔦重の生き様に何か感じてもらえたらそれだけで自分はうれしいです」と口にした。

 また、衣装の話題になると、重三郎が身につける着物の緑色に触れ「緑には縁があるので(笑)」と笑顔。「戦隊モノをやっていた時もグリーンでした」と補足していた。

 さらに、重三郎と自身を重ねることはあるかという質問には「そもそもの性質が違うので、なかなか自分が引っ張っていくことはない」と回答。「役としている時も、自分の中でアプローチとして、自分を排除しようと思っていて。それをすごく大事にしているので、そこは自分の20歳前半の頃のこととかそういうものを考えずに、とりあえず排除して蔦重として生きられたらと思っています」と続けた。

 大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』は、NHK総合にて2025年1月5日より毎週日曜20時ほか放送。

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