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数字で見る『M‐1グランプリ』 最高・最低得点は誰? 連続決勝出場は驚きの9回!

クランクイン! / 2024年12月22日 8時0分

 なお、審査員1人による史上最低点の50点では、チュートリアルのほかに、2001年大会で紳助さんにつけられたおぎやはぎ、2002年第2回大会で立川談志さんにつけられたスピードワゴンと、3組が並んでいる。いずれにせよ、ネタのレベルが毎年のように上がっている現状から、今後更新されることはない記録の可能性が高い。

■ 決勝戦連続出場→9回

 いまや1万組以上がエントリーし、人気コンビでも準決勝に残るのさえ困難とされ、さらに決勝進出ならばそれだけでもブレイクが約束された『M‐1』だが、そんな決勝大会になんと9回連続で出場していたのが、西田幸治と哲夫からなる笑い飯だ。

 決勝に出場した回数では2位が和牛と麒麟の5回で、どちらも連続ではない。しかも、当時は出場資格が結成10年未満だったため、笑い飯は結成1年目以外は毎年決勝に残っていたことになる。いかにこれが浮世離れした記録かが分かるだろう。名だたる人気コンビらが1度決勝に残ることに心血を注ぐ中、笑い飯は毎年予選を通過し、いつしか2人は「M‐1の申し子」と謳われるように。

 「奈良県立歴史民俗博物館」(2003年大会)や「鳥人」(2009年大会)など数々の名作ネタを披露しながら優勝まであと一歩届かなかった2人は、9度目の挑戦となる2010年大会、スリムクラブとの激闘を制し、悲願の初優勝を成し遂げている。

惜しすぎる! 「連続準優勝記録3回」は今年解散したあのコンビ

■ 連続準優勝→3回

 笑い飯の決勝戦連続出場記録も今後おそらく更新されることがないいわゆる「アンタッチャブル・レコード」だが、もう1つ、おそらく今後更新されそうにないのが、連続準優勝記録だ。『M‐1』の歴史上で3年連続でファイナルにまで進んで涙を飲んだのが、水田信二と川西賢志郎からなるコンビ、和牛だ。

 2015年大会に決勝初進出を決めると、翌年2016年大会では銀シャリの前に惜しくも準優勝。続く2017年もファイナルまで勝ち進んだが、当時ラストイヤーだったとろサーモンの前に1票差で惜敗だった。さらに翌年2018年にもファイナルまで進んだが、この年も最年少チャンピオンとなった霜降り明星に王座を奪われた。

 もちろん優勝することに栄誉があるが、3年連続で準優勝するのは優勝に手が届きそうなクオリティの漫才を数年にわたって続けていた和牛の実力だからできること。周知のとおり、2人は今年3月に電撃解散し、多くのファンに衝撃を与えた。しかし彼らの「『M‐1』3年連続準優勝」という偉業は不滅の記録として輝き続ける。

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