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山崎育三郎×明日海りお×古川雄大『昭和元禄落語心中』、水谷果穂&金井勇太の出演決定

クランクイン! / 2024年12月19日 12時0分

ミュージカル『昭和元禄落語⼼中』に出演する(上段左から)山崎育三郎、明日海りお、古川雄大、(下段左から)黒羽麻璃央、水谷果穂、金井勇太、中村梅雀

 山崎育三郎、明日海りお、古川雄大が共演するミュージカル『昭和元禄落語心中』に、小夏役で水谷果穂、松田役で金井勇太が出演することが決定した。

 本作は、雲田はるこの大ヒット漫画を原作とするオリジナルミュージカル。『エリザベート』など数多の大作を手掛け、山崎・明日海・古川とも縁の深い小池修一郎(宝塚歌劇団)が演出を務める。

 舞台は昭和初期。落語の世界に入った菊比古(八雲)は、同期入門の天才・助六と固い友情で結ばれる。芸者・みよ吉にも支えられ、切磋琢磨する2人。だが、彼らの関係は、思いもよらない道筋をたどり…。

 助六を山崎、菊比古(八雲)を古川、みよ吉を明日海のほか、のちに名人となった八雲に弟子入りする与太郎を黒羽麻璃央、助六らの師匠(七代目八雲)を中村梅雀が演じることは既報の通り。今回新たに、小夏役を水谷果穂、松田役を金井勇太が演じることが発表された。

 小夏は八雲の養女で、与太郎と懇意になる女性。演じる水谷は、放映中の『ウルトラマンアーク』夏目リン役など映像を中心に活躍する若手実力派で、これがミュージカル初挑戦となる。助六・菊比古・みよ吉らの過去の因縁に絡む、重要な役どころに挑む。

 一方の松田は、師匠(七代目八雲)の、そしてのちに菊比古(八雲)の付き人を務める人物。数々の映像作品で活躍し、山崎ともミュージカル『トッツィー』で共演経験のある金井が、落語家たちを長年見守り、小夏の親代わりのような存在にもなる人物の温かみを体現してくれるに違いない。

 ミュージカル『昭和元禄落語心中』は、2025年2月28日〜3月22日に東京・東急シアターオーブにて、3月29日〜4月7日に大阪・フェスティバルホールにて、4月14日〜4月23日に福岡市民ホール・大ホールにて上演。

※水谷果穂、金井勇太のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■小夏役:水谷果穂

 ミュージカル『昭和元禄落語心中』に小夏役で出演させていただくことになりました、水谷果穂です。2019年に上演されたミュージカル『エリザベート』を観劇し、物凄い迫力と世界観に引き込まれました。その時の感動が忘れられず、ミュージカルには特別な思いや憧れがあったので、初めてのミュージカル作品で憧れだった皆さまとご一緒できるだなんて、今でも信じられないくらい嬉しいです。緊張ももちろんありますが、しっかりと小夏を演じきりたいと思います。ぜひ、劇場まで足をお運びください! よろしくお願いいたします。

■松田役:金井勇太

 昨年、同じ板の上で山崎育三郎くんの信じられない仕事を毎日のように目の当たりにしました。そんな彼が数年構想を練ってきたオリジナルミュージカルを創る折に立ち会えるなんて、我ながらつくづく運が良いものです。

 滑稽で粋で、ほろりとして気の利いたあの落語の世界がミュージカルでどう羽ばたくのか今から楽しみで仕方ありません。また俳優としてもベーシストとしても大先輩で、会うと話の止まらない中村梅雀さんと共演できることにも心躍ります。僕も芸事を生業とするはしくれではありますが、噺家の皆さんにも喜んでいただけるよう、初日に素敵な松田さんで居られることを目指して精進いたします。

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