三吉彩花&齊藤京子&MEGUMI 華やかなルックで縦型映画祭授賞式に登場<TikTok TOHO Film Festival>
クランクイン! / 2024年12月20日 6時30分
二人の言葉を受けた、グランプリ受賞者の“一寸先はおじ”は「ちょっとパニックなんですけれども」と驚きを隠せない様子。「作品の中ではスマホの描写が多くあるので、一見スマホが悪のような印象を持たれるかもしれないんですけど、本当に伝えたいことは、何が悪で何が正義なのかという大それたことではありません。現実社会でもネットの中の世界であっても、それぞれの人が少しでも身近な人や物事を、気にかけたりするような気持ちを持っていただくと、その人自身にとっても、何か良いことが訪れるのではないかなという思いから、この作品を作らせていただきました」と受賞作に込めた思いを明かした。
授賞式後のトークセッションでは、グランプリ受賞者が「一寸先はおじ」という名前で、さんを付けて呼ぶと「“一寸先はおじ”さん」となってしまうことで、登壇者が盛り上がる場面も。近年は映像の企画、プロデュースも行っているMEGUMIが「おじさんはどうなりたいんですか?」と投げかけ、会場は笑いに包まれた。
そんなMEGUMIはプロデューサー目線で本映画祭についてコメント。「横型の映画やドラマを見てきた自分としては、(縦型映画を)どう見ていいのか分からないんじゃないかと想像していたのですが、縦型映画ならではの没入感やテロップの入れ方などに、普段わたしたちが出演しているような作品では表現できない新しい可能性を感じました」と縦型映画の魅力を語る。
今年6月に発表された「TikTok上半期トレンド大賞2024」では「ショートドラマ」が大賞に選ばれるほど、現在、TikTokで縦型のショートドラマやショートフィルムが急増中。東宝株式会社エンタテインメントユニット開発チームチームリーダーの馮年氏は「空前のショートドラマブーム」とも語っており、本映画祭の応募作品も「年々、作品のレベルがかなり上がってきている」と話す。MEGUMIが「実は縦型映画出身なんだよという人も生まれるんじゃないか」という通り、本映画祭から未来の映画人が羽ばたいていくかもしれない。
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