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松坂桃李が圧巻の殺陣披露! 芳根京子は殺陣初挑戦 『雪の花』本編映像解禁

クランクイン! / 2024年12月24日 10時0分

映画『雪の花 ―ともに在りて―』場面写真

 松坂桃李が主演を務め、芳根京子、役所広司が共演する映画『雪の花 ―ともに在りて―』より、松坂が相手をなぎ倒していく迫力ある殺陣シーン、芳根が初めて挑んだ殺陣シーンの本編映像が解禁された。

 吉村昭の小説『雪の花』を小泉堯史監督が実写化する本作は、多くの人命を奪う疫病と闘った町医者の実話を描く本格時代劇。

 江戸時代末期。死に至る病・疱瘡(天然痘)が大流行し、多くの人命が奪われていく中、福井藩の町医者・笠原良策(松坂桃李)は、どうにかして人々を救う方法を見つけようとする。妻・千穂(芳根京子)に支えられながら、京都の蘭方医・日野鼎哉(役所広司)に教えを請いに出向いた良策は、異国では疫病の予防法として「種痘」が行われていることを知る。予防法成功の鍵となる「種痘の苗」を入手すべく、さまざまな困難にぶつかりながらも絶対に諦めない良策の志は、やがて藩を、そして幕府をも巻き込んでいく。知られざる無名の町医者は、どのようにして日本を救ったのか―?

 笠原良策役には松坂桃李。使命感にあふれる人物をひたむきに、力強く演じ切り、作品をけん引する。そして良策の妻・千穂役に芳根京子。周りを明るく照らす太陽のような、だが意外な一面も持つ人物をチャーミングに演じる。そして、良策を導く蘭方医・日野鼎哉役を役所広司が演じる。

 松坂が殺陣を披露した本編映像は、笠原良策(松坂)が人気のない夜道で襲われる場面。異国から伝わった“種痘”(予防接種)という治療法を京都から地元福井へ持ち帰った良策だったが、その方法はいかさまだとして、やめさせようとする者たちを目の前に、良策は刀を持たず素手で立ち向かっていく。そして、バッタバッタといとも簡単になぎ倒し、全員を倒した後に、「疱瘡の苦しみはこんなもんではないぞ!」と医者ならではのセリフを吐き捨て、その場を後にする。

 松坂は今作での殺陣を振り返り、「相手を受け流すような足運び・身体捌きを意識しながらやりました」とこだわりを明かした。

 また、芳根が殺陣に挑戦した本編映像は、千穂(芳根)が笠原良策(松坂)のために質屋でお金を貸してもらう場面から始まる。突然質屋に乗り込み「店の有金を全部持って来い!」と店主を脅す輩に、物怖じするどころか果敢に立ち向かう千穂。輩を突き飛ばし「このかたりめ(人を錯誤におとしいれて財物を騙取する行為者)が!」と告げ小刀を抜く。大柄な男が振りかざす日本刀を華麗にかわし見事成敗する様子が、緊迫感あふれるワンシーンワンカットで捉えられている。

 初めて挑んだ殺陣について芳根は、「最初はできなくてメソメソしてました(笑)」と明かし、「どう捌くのがかっこよく見えるのか、魅せられるのか考えましたね」と見せ方を研究した様子。初めての立ち回りに緊張した時には、監督から「できてるよ! 大丈夫!」と声をかけてもらったそう。また、小泉組の1発で撮らないといけないというプレッシャーがありつつも、それを糧にして完成させたと当時を振り返った。

 映画『雪の花 ―ともに在りて―』は、2025年1月24日より全国公開。

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