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誰も見たことのない、吉沢亮がここに――『国宝』予告映像 横浜流星、渡辺謙のソロビジュアルも解禁

クランクイン! / 2024年12月24日 17時30分

映画『国宝』ティザービジュアル

 吉沢亮が主演する映画『国宝』より、予告編とポスタービジュアル、共演する横浜流星と渡辺謙の劇中ソロビジュアルが解禁された。

 吉田修一の同名小説を李相日監督のメガホンで実写化した本作は、任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生をささげる主人公・喜久雄の50年を描いた壮大な一代記。

 予告編は、美しくも狂気を感じさせる映像となっている。

 任侠出身の喜久雄(吉沢亮)は、15歳のときに父親を亡くし、天涯孤独となった。そんな喜久雄を家に引き取ったのは、喜久雄の天性の才能を見抜いた上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎(渡辺謙)だった。歌舞伎という新しい世界を知った喜久雄は、半二郎の跡取り息子で名門の御曹司・俊介(横浜流星)と兄弟のように育てられ、親友として、ライバルとして、ともに芸を磨き、青春をささげていた。

 「代役は喜久雄で行く」。事故で入院した半二郎から、喜久雄と俊介に突如告げられた思いがけない言葉。看板役者・花井半二郎の当たり役である名作「曽根崎心中」のお初に選ばれたのは喜久雄だった。跡取り息子の俊介ではなく、血筋でない喜久雄を選ぶというのだ…。その一言が二人の運命を揺るがし、周囲の人生をもほんろうしていく―。

 「本物の役者になりたい」。壊れ始める、喜久雄と俊介の関係。涙ながらに訴える、俊介の思いとは―。

 「神様と話してたんとちがう。悪魔と取引してたんや―」。その才能ゆえに周囲の人生をもほんろうしていく喜久雄だが、それでも芸に身をささげていく喜久雄。この悪魔の取引は、いったいどんな意味をもっているのかー。

 「どんなにつらいことがあっても、あんたは芸で勝負していくんや」。裏切り、失望、苦難、自暴。二人を取り巻く周りの人物との関係が、音を立ててガラガラと壊れ始めていく。それでもなお、喜久雄は全てを掛けて芸に挑み、頂点へと昇っていく。

 ポスタービジュアルの撮影を担当したのは写真家の操上和美。クランクアップの翌日、喜久雄としての役がまだ抜けていない中での撮影となった。喜久雄(吉沢亮)の、揺らぎのない真っすぐな目。その目の下には、正義や勇気を表す赤い紅ぐまをほうふつとさせる化粧が。何かを心に決めたような、喜久雄の強い意志が感じられるビジュアルになっている。

 さらに、横浜流星、渡辺謙の劇中ソロビジュアルも解禁。横浜流星演じる歌舞伎界名門の御曹司・大垣俊介は、幼い頃から将来を約束され、役者として順風満帆な人生を歩んできたが、この後大きく運命が狂っていく。渡辺謙演じる歌舞伎役者・花井半次郎は、優しくも鋭いまなざしをある人物に向けるシーンから。その目は何を見つめ、半二郎は何を感じているのか。

 映画『国宝』は、2025年6月6日より全国公開。

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