ゴールデン・グローブ賞<映画の部>『Emilia Perez』が最多4部門受賞、『ブルータリスト』が3部門で次点
クランクイン! / 2025年1月6日 17時0分
現地時間1月5日、第82回ゴールデン・グローブ賞が開催され、今年のカンヌ国際映画祭で注目を集めたジャック・オーディアール監督の『Emilia Perez(原題)』が最多4部門に輝いた。
本作は、性転換手術を受ける麻薬カルテルのボスを主人公にした作品。ミュージカル/コメディ部門作品賞ほか、最多10部門でノミネートされ、作品賞とゾーイ・サルダナの助演女優賞、非英語作品賞など最多4部門に輝いた。
次点となったのは、ブラディ・コーベット監督が、ホロコーストを生き延びアメリカへと渡ったハンガリー系ユダヤ人建築家の苦悩を描いた『ブルータリスト』。作品賞(ドラマ部門)とエイドリアン・ブロディの主演男優賞、監督賞を獲得した。
また『The Substance(原題)』で、若返りのためにアンダーグラウンドの薬物に手を出す女優を演じたデミ・ムーアに、主演女優賞(コメディ&ミュージカル)が贈られた。昨年から導入されたヒット作を称えるシネマティック&ボックスオフィス・アチーブメント(興行成績賞)には、人気ブロードウェイミュージカルをジョン・M・チュウ監督が映画化した『ウィキッド ふたりの魔女』が獲得している。
<映画の部>主な受賞作品は以下の通り。★が受賞。
■作品賞(ドラマ)
★『ブルータリスト』
『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』
『教皇選挙』
『デューン 砂の惑星PART2』
『Nickel Boys(原題)』
『セプテンバー5』
■作品賞(コメディ&ミュージカル)
『ANORA アノーラ』
『チャレンジャーズ』
★『Emilia Perez(原題)』
『リアル・ペイン~心の旅~』
『The Substance(原題)』
『ウィキッド ふたりの魔女』
■主演女優賞(ドラマ)
パメラ・アンダーソン『The Last Showgirl(原題)』
アンジェリーナ・ジョリー『Maria(原題)』
ニコール・キッドマン『ベイビーガール』
ティルダ・スウィントン『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』
★フェルナンダ・トーレス『I’m Still Here(原題)』
ケイト・ウィンスレット『Lee(原題)』
■主演男優賞(ドラマ)
★エイドリアン・ブロディ『ブルータリスト』
ティモシー・シャラメ『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』
ダニエル・クレイグ『Queer(原題)』
コールマン・ドミンゴ『Sing Sing(原題)』
レイフ・ファインズ『教皇選挙』
セバスチャン・スタン『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』
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