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GG賞で最多4部門受賞! 『エミリア・ペレス』場面写真一挙解禁

クランクイン! / 2025年1月7日 17時0分

映画『エミリア・ペレス』場面写真

 第82回ゴールデングローブ賞で『SHOGUN 将軍』と並んで最多4部門を受賞したカルラ・ソフィア・ガスコン主演映画『エミリア・ペレス』より、場面写真12点が一挙解禁された。

 弁護士リタは、メキシコの麻薬王マニタスから「女性としての新たな人生を用意してほしい」という極秘の依頼を受ける。リタの完璧な計画により、マニタスは姿を消すことに成功。数年後、イギリスに移住し新生活を送るリタの前に現れたのは、新しい存在として生きるエミリア・ペレスだった。過去と現在、罪と救済、愛と憎しみが交錯する中、運命は思わぬ方向へと大きく動き出す―。

 出演は、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのゾーイ・サルダナ、自身もトランスジェンダー女性であるカルラ・ソフィア・ガスコン、全米の若者からの絶大な人気を誇るセレーナ・ゴメス、国際的に活躍するメキシコ出身のアドリアーナ・パス。今年のカンヌ国際映画祭で審査委員長を務めたグレタ・ガーウィグ(『バービー』監督)に「それぞれが際立っていたが、一緒になると超越していた」とたたえられ、カンヌ国際映画祭女優賞をアンサンブル受賞した。

 監督と脚本を手掛けたのは『ディーパンの闘い』でカンヌ映画祭パルムドール、『ゴールデン・リバー』でヴェネチア国際映画祭銀獅子賞を受賞するなど世界で高く評価されているフランスのジャック・オーディアール。72歳のベテラン監督とは思えないみずみずしい感性で新境地を切り開き、破天荒なストーリーをミュージカル仕立ての圧巻のエンターテインメントへと昇華させた。

 制作を務めるのは、フランスのラグジュアリーブランド サンローランより誕生した映画制作部門サンローラン プロダクション。クリエイティブ・ディレクターのアンソニー・ヴァカレロがサンローランのために構想し、ラグジュアリーブランドとして初めて本格的な映画制作を行うことを発表した本部門は、これまでウォン・カーウァイやペドロ・アルモドバル、ジャン=リュック・ゴダールなど世界を代表する巨匠監督とのタッグによる作品を次々と発表。本作は満を持しての長編第1作となる。

 今回のゴールデングローブ賞では、昨年度映画業界を大いににぎわせた『バービー』を抜いて、コメディ・ミュージカル部門で歴代最多ノミネート記録を樹立。その勢いのままに最多4部門で受賞となった。

 ゴールデングローブ賞で初受賞となったゾーイ・サルダナは「ゴールデングローブ賞が私たちの映画を称え、『エミリア・ペレス』の女性たちに敬意を表してくれたことに、心から感謝します。私にとって初めてのことで、この瞬間をセレーナ(・ゴメス)やカルラ(・ソフィア・ガスコン)、ジャック(・オーディアール)、そして他のノミネート者の皆さんと分かち合えていることを、本当に光栄に思っています。(中略)そしてカルラ、あなた以外にエミリア・ペレスを演じられる人はいません。誰も。あなたは唯一無二です。あなたは唯一無二です…」と感無量の面持ちでスピーチ。

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