志尊淳、香取慎吾のスター性に感動「本当にスターなんですよ！」

ドラマ『日本一の最低男　※私の家族はニセモノだった』舞台挨拶の様子

　俳優の志尊淳が7日、都内で行われたドラマ『日本一の最低男　※私の家族はニセモノだった』（フジテレビ系／毎週木曜22時）舞台あいさつに共演の香取慎吾、増田梨沙、千葉惣二朗、向里祐香と共に出席。初共演となる香取のスター性に驚いたことを明かした。

　本作は、区議会議員選挙で当選するためにイメージアップを狙い、シングルファーザーの義弟・小原正助（志尊）とその子どもたちと暮らすことになった主人公・大森一平（香取）が、次第に家族の問題と真剣に向き合うようになり、やがて本気で社会を変えようと立ち上がるその姿を、笑いあり、涙ありの完全オリジナルストーリーで描く“選挙＆ニセモノ家族ドラマ”。

　志尊は香取との共演について「僕はずっと香取さんを見て育ったと言っても過言ではないくらい見ていたので、一番最初お会いしてお仕事をするときは不思議な感覚だった」とコメント。「本当にスターなんですよ！　香取さんって」と口にし「今までお仕事をしてきた中で一番スターだなっていうのを、もちろんお芝居でもそうですけどそれ以外のところでも感じさせていただいています」と語った。

　具体的なエピソードを聞かれると、志尊は「ロケで商店街で撮影をしていると『あれ？　香取さんがいないな？』みたいな時間があるんですよ」と切り出し「どこに行ってるんだろうと思ったら、商店街のお店それぞれにあいさつをしに行ってるんです」と告白。リハビリの施設にも行っていたと話し「おばさま方に『慎吾ちゃんだよ～！』って言って。みんな『きゃ～！』みたいな。しまいにはリハビリのおばさまのご家族と電話されてたりするんですよ」と振り返った。

　志尊は「95歳の人まで、人を笑顔にできて生きる希望を与えている姿を見させてもらって、本当にスターだなと感じています」としみじみ。客席からは拍手が送られ、香取は「まぁ、スターなんですよねぇ（笑）」と茶目っ気たっぷりに笑い「人が好きなんです。お話するのも好きだから、商店街のロケだといろんなお店があってたくさんの人がいるから。あいさつというか本当に一軒ずつ覗いて『ここ何屋さんですか？』『おいしそうだね、買ってこうか』とか言ってる。商店街の人たちほとんど知り合いになって、すごく楽しいです」と声を弾ませた。

　ドラマ『日本一の最低男　※私の家族はニセモノだった』は、フジテレビ系にて1月9日より毎週木曜22時放送（※初回15分拡大）。