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公開20周年『パッチギ!』キャストの今がいろいろとすごい件 重大スキャンダルから復帰遂げた人も

クランクイン! / 2025年1月20日 7時0分

(左から)沢尻エリカ、塩谷瞬、小出恵介

 井筒和幸が監督を務め、キネマ旬報ベストテン1位にも輝いた青春映画の傑作『パッチギ!』公開から今年で20年。60年代末の京都を舞台に、日本人の少年と朝鮮半島出身の少女による恋物語を、アクションあり音楽ありで活写した本作。物語の主要登場人物を演じた当時の若手キャストの現在についてまとめてみた!

■塩谷瞬

 ひょんなことから朝鮮高校を訪れ、そこで出会って少女に一目ぼれしたことから、朝鮮半島にルーツがある人々と交流していくことになる主人公の高校生・松山康介を演じていたのは、2002年放送の『忍風戦隊ハリケンジャー』(テレビ朝日系)の椎名鷹介/ハリケンレッド役でデビューしていた塩谷瞬。

 本作出演後、塩谷は学園ラブコメ映画『僕と彼女の×××』やテレビドラマ『七瀬ふたたび』(NHK総合)などの作品で主演を務めるなど活躍。しかし2012年に女性との二股交際疑惑が一部で報じられることに。会見で号泣謝罪する塩谷の姿が連日ワイドショーにぎわす事態となった。そんな彼は現在も映画や舞台を中心に俳優として活躍している。

■沢尻エリカ

 主人公・康介が一目ぼれするリ・キョンジャを演じたのは、本作をきっかけに女優としてブレイクした沢尻エリカ。同年放送された彼女にとっての初主演ドラマ『1リットルの涙』(フジテレビ系)は高い視聴率を誇り、2006年にはドラマ『タイヨウのうた』(TBS系)で山田孝之とダブル主演を務めると、同作で演じたKaoru Amane名義で歌手デビュー。以降も映画『ヘルタースケルター』や月9ドラマ『ようこそ、わが家へ』(フジテレビ系)、『大奥』(フジテレビ系)などの話題作で主演を務めた。

 2019年、大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK総合)への出演が発表されたものの、同年11月に麻薬取締法違反の容疑で逮捕されて降板。その後、活動休止状態になっていたが2024年2月に初の主演舞台『欲望という名の電車』で4年ぶりに女優活動を再開させた。

■高岡蒼佑

 リ・キョンジャの兄で朝鮮高校の番長でもあるリ・アンソンを演じていたのは高岡蒼佑。本作への出演の2年後、女優の宮崎あおい(「崎」は
 「たつさき」が正式表記)と結婚するも2011年に離婚した。2010年には映画『さんかく』で主演を務め、蜷川幸雄演出の舞台『ヘンリー六世』ではリチャード役に抜てきされた。

 以降も、映画『千年の愉楽』『闇金ドッグス』『止められるか、俺たちを』などの作品に出演。2020年には自身のSNS上で俳優業からの引退を表明し、2022年に格闘家デビューを発表。2023年1月の試合を最後に格闘家を引退すると、翌年には出演作のVシネマ『CONNECT 覇者への道』がリリースされた。

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