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なにわ男子・長尾謙杜、夢は上杉謙信役で大河ドラマの主演 『室町無頼』で壮絶アクションこなし役者として覚醒

クランクイン! / 2025年1月12日 7時0分

 熱気に満ちたアクションを浴びることができるのが、本作の大きな魅力。兵衛のもとに集った無頼たちは混沌の時代に風穴を開けるべく、命懸けで巨大権力に戦いを挑んでいく。それぞれの武器を手にした無頼たちの中で、“六尺棒”の使い手となるのが才蔵だ。

 長尾は「台本をいただいて読んでみたところ、ト書きにたくさんアクションが書いてあって。『人間の動きちゃうやん!』と思うようなアクションでした」と笑顔。その第一印象通り、劇中の才蔵は突きやはらい、打ちなどの技で相手に立ち向かい、棒一つで大勢を薙ぎ倒したりと、超人的なアクションを炸裂させている。才蔵としてのアクションを体現するために、「人生で初めてきちんとジムに通って、筋トレした」という。「今回は飢饉の時代を舞台にしているので、他の共演者の方々は体を絞ったりしながら役作りをされている方がほとんどでしたが、僕は逆に『食べて身体を鍛えてほしい』と言われていました。棒術も初めてのチャレンジ。アクション練習の初日は、100本の素振りをいろいろな振り方で何回もやりました。死にそうでした…(苦笑)! これがあと何ヵ月も続くのかと思うと、頭を抱えてしまった」と初日から過酷だったそうだが、「やっていくとどんどん楽しくなってきて。自分のものになってきているということがすごくうれしくて、人間ではないという動きも想像ができるようになってきました」とキッパリ。クランクイン前から短めの棒をどこに行くにも持ち歩き「棒は友だち」という感覚を身につけるなど、努力を積み重ねた。

◆大泉洋、堤真一、柄本明、北村一輝らとの共演は「夢のような経験」


 兵衛と才蔵は、師弟関係を築いていく間柄。長尾は、兵衛役の大泉とは「すぐに打ち解けられた」と振り返る。

 「大泉さんは、テレビで観て想像していた以上にやさしい方。スタッフさん、キャストの方々などみんなを引っ張っていく力がある」と惚れ惚れ。「兵衛たちが一揆を起こすシーンでは、何百人というエキストラの方々も参加してくださって。撮影が始まる前には、大泉さんが皆さんに『よろしくお願いします』と挨拶をしてくれたんですが、面白いことを言って笑いを取っていました。それでみんなが一つになった感覚がありましたし、場を和ます力もものすごくステキだなと思いました」と役柄との重なりも実感したと話す。

 さらに兵衛とは悪友にして宿敵となる道賢役を、堤真一。才蔵を鍛え上げる老師役を柄本明、贅沢な暮らしを送る有力大名の名和役を北村一輝が演じるなど、実力派の映画人と共演を果たした。長尾は「小さい頃から、映画やドラマで見ていた方々ばかり。その方たちの背中を見ながらお芝居をさせていただけたことは、夢のような経験。貴重な経験をさせていただきました」と感激しきり。

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