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上白石萌歌、初の挑戦で魅せる”母親の顔”「沖縄という雄大な場所で美海の変化を演じることができた」

クランクイン! / 2025年1月13日 12時0分

映画『366日』場面写真

 赤楚衛二主演映画『366日』でヒロイン・美海を演じ、初の母親役にも挑戦した上白石萌歌が「沖縄という雄大な場所で美海の変化を演じることができた」とコメントを寄せた。

 本作は、かなわぬ恋を歌った沖縄出身のバンド・HYの名曲をモチーフにしたオリジナルラブストーリー。

 主人公・真喜屋湊(まきや・みなと)を赤楚衛二、高校時代に湊と出会い、運命的な恋をするヒロイン・玉城美海(たましろ・みう)を上白石萌歌が演じ、沖縄と東京という二つの都市を舞台に、20年の時を超えた、切なすぎる純愛ラブストーリーを届ける。

 沖縄の高校で出会った湊と美海は、MDを取り違えたことをきっかけに、運命的な恋に落ちる。互いに愛し合い、夢を追いながら幸せな日々を過ごす2人だったが、至福な時間は突然終わりを告げるー。2人を引き裂いた運命と、それを超越した20年にわたる愛の形を、HYが歌う主題歌「恋をして」の切なく胸に響く歌詞が体現する。

 出会いとなる高校生から、その20年後までを演じた赤楚と上白石。劇中で上白石は初めての母親役に挑戦している。美しい沖縄の自然を背景に、娘とともに海辺を歩き、砂遊びをする姿や、我が子を抱きかかえながらゲッキツの花の匂いを楽しむような様子も映されている。

 初の母親役を沖縄の地で演じた上白石は「役の20年分を演じるので、沖縄という雄大な場所で、海や空やいろんなものを感じながら美海の変化を演じることができたのはすごく良かったと思います」とコメント。

 湊と離れ、その後母親となった美海がその後の年月をどのように過ごし、<忘れられない恋>とどう向き合うのか。そして、湊、美海、琉晴(中島裕翔)の3人の恋の行方はどのような結末を迎えるのか。

 本作のモチーフとなった名曲「366日」について、かつてCMでこの曲をカバーしたこともある上白石は「誰かのことを一途に思う誰かの心に、年齢や性別を超えて響くひたむきさを感じる曲」だと話しているが、本作では、リリースから17年が経ち「恋愛」だけではないさまざまな心情に寄り添ってきた楽曲の意味や、受け取る側の聴き方が変化した過程、親子の絆や人の生死についても描きたいという制作陣のメッセージが込められている。

 映画『366日』は公開中。

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