ヘンリー王子＆メーガン妃、ロサンゼルス山火事被災者を慰問 Netflixの新番組は公開延期

　英王室を離脱し、メーガン妃の故郷である米カリフォルニアで暮らしているヘンリー王子と、メーガン妃。現地時間1月10日、同州南部ロサンゼルスを襲った山火事の被災者を慰問した。

　Peopleによると、王子夫妻がパサデナのワールド・セントラル・キッチンを訪問し、生活必需品を寄付したほか、被災者へ食料や物資を支援する手伝いを行い、被災家族や高齢者と交流したそうだ。また、カリフォルニア州知事夫人ジェニファー・シーベル・ニューサムや、パサデナ市長のビクター・M・ゴルドとともに、ロサンゼルス郡消防局の隊員や警察職員ら、救急隊員たちに感謝の意を表したという。

　その後夫妻は、同団体の創始者であるホセ・アンドレスと面会し、チームを称賛した。夫妻は慈善団体アーチウェル財団を通じてワールド・セントラル・キッチンに金銭的な寄付も行っており、今後も同団体を訪問して支援を続けていくつもりだという。

　山火事でロサンゼルスの広範囲に被害が出ていることをうけ、夫妻は、1月9日に公式サイトsussex.comにて「ここ数日、南カリフォルニアの山火事が近隣を襲い、多くの家族や住居、医療センターなどに甚大に被害を与え、数万に及ぶあらゆる層の人々が被災しています」と声明を発表。被災者支援を行っているワールド・セントラル・キッチンほか、Airbnb、211LA、Baby2baby、All Power Booksなどの情報をシェアした。また、ロサンゼルスから北約145ｋｍに位置するモンテシトの自宅では、被災した友人や家族を招き入れているそうだ。

　妃は15日から、自身がホストと製作を務めたNetflixの新番組『ウィズ・ラブ、メーガン』の配信をスタートさせる予定だったが、延期を発表。「故郷カリフォルニア州の山火事で被災された方々の支援に注力するため、番組の配信延期を支持してくださったNetflixのパートナーの皆さんに感謝します」と述べた。友人や著名なゲストを美しいカリフォルニアの邸宅に招き、料理やガーデニング、おもてなしのコツを披露する8エピソードの同シリーズはこれをうけ、3月4日に配信される。