草笛光子、映画史上最高齢の“お尋ね者”に!? 『アンジーのBARで逢いましょう』4.4公開 豪華共演者も解禁
クランクイン! / 2025年1月16日 7時0分
監督は、大林宣彦監督などの助監督を長年務めた松本動(まつもとゆるぐ)。『私立探偵 濱マイク』シリーズ、『十三人の刺客』を手掛けた天願大介が脚本を担当した。
松本監督は「老若男女、誰もが憧れるような『アンジー』を誕生させ、草笛さんに楽しく自由に演じてもらうことで、『アンジー』の活躍に魅了される素敵な映画がきっと生まれ、観てくれた人達を元気にしてくれるだろう」という想いを作品に込めたという。草笛については「私ね、アンジーみたいな役を、ずっとやりたかったのよ!」と撮影中に言われ、感激したことを明かしたほか、「そのチャーミングさで、いつも太陽のように撮影現場を明るくして下さり、クランクアップした後は、私だけでなくスタッフも草笛ロスになっていました」と語っている。
予告編は、アンジーがトンネルを抜けて歩き、風が吹いた場所にある廃墟を見つめるシーンからはじまる。そして、それぞれに問題を抱えている町の人々が、突如現れたアンジーと触れ合うことで魔法にかけられているように表情がだんだん変わっていく様子が映し出されていく。さらに、そんな心温まるおとぎ話のような雰囲気から一転して、何者かにアンジーが見張られている不穏なシーンも。アンジーが冗談めかして言った「私、実はお尋ね者なの」の意味とは? BARのカウンターでアンジーが話す「生きるってことは簡単じゃないの。最初の一歩を踏み出したら、動く! 動く! 動く!」の言葉が心に刺さる、元気がもらえるような予告となっている。
ポスターは、真っ赤なドレスを身にまとったアンジーが、肩肘をついて椅子に腰かけ何かを想う様子をとらえたもの。この謎めいたパワフルな女性・アンジーは本当にお尋ね者なのか、それとも悩める人々を魔法にかけるように救っていくヒロインなのか。草笛は「皆さまも是非アンジーに会いに映画館にいらしてください」と呼びかけている。
映画『アンジーのBARで逢いましょう』は、4月4日より全国公開。
※草笛光子、松本動監督のコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■草笛光子(アンジー役)
この映画は不思議な映画です。風が吹くように現れた得体の知れない女が出会った人の人生をそっと変えてしまいます。いつもは台本をいただくと「さて、どう演じようか」と悩むことが多い私ですが、この映画は珍しく肩に力が入らず、自然に柔らかく演じることができました。
そして、豪華な共演者の皆様がたくさん出てくださって感謝しています。寺尾聰さんは若い頃私の息子役をなさったご縁でプライベートでもずっと仲良くしていましたが、共演は何年ぶりでしょうか? 久しぶりの共演はとてもうれしかったです。ディーン・フジオカさんもかっこよく登場されるし、石田ひかりさんも面白い役どころで、どちらのシーンも楽しかったです。
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