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松下洸平×松下優也、主戦場定めない2人がつかみたい“夢”とは? 「苦しみを味わえるのが幸せ」

クランクイン! / 2025年1月19日 8時0分

本作はシアターオーブでやる大きなミュージカル作品ですが、そういった作品だととりあえず色々動いてみたり、大きくやってみたりしながら作っていくこともあると思うんです。でも洸平くんって、もうそこ(舞台上)だけで成立しちゃうお芝居をまず完成されているのがすごいなと。本当にお芝居をとらえている人じゃないと多分表現できないと思う。それは映像でもこれだけご活躍されているからこそなのかなっていうのは強く思いました。稽古場で近いところから見ていても、そこにもう答えがある感じがして。すごいなと思うし、純粋に楽しんでいます。

■2人がつかみたい“ジャパニーズドリーム” 俳優としての未来も見据え

――ケインとアベルは、それぞれ違う方向からアメリカンドリームを追い求めていきます。お2人にとって、今つかみたい“ジャパニーズドリーム” は何でしょうか?

洸平:えー、なんだろう。

優也:聞きたいですね。洸平くんのジャパニーズドリーム、なんかすでにつかんでそうな感じですけど。

洸平:何かを大きく変えてやろうとか全くなくて。ただ、今の自分にできることを一歩一歩積み重ねていきたいという気持ちが強いんです。僕の夢というか、常に考えてるのは、楽しく仕事すること。「明日が待ち遠しいな、早く稽古したいな」と思うことは多いわけではないけど、それでも、稽古に向かう気持ちにはワクワク感があるんです。ただ、同時に「明日は大変だな……」って思うこともありますが、それがまた楽しくて、そうやって少しずつ作り上げていく過程が大好き。いつまでもものづくりに携わっていたいし、大変な思いしながらもみんなと一致団結してものを作って、それを持って劇場に行ってたくさんの人に見てもらって、最後に拍手をいただいて……その瞬間は、やってて良かったなと思えるんで。

苦しいことをたくさん受け入れて、それを最終的に楽しいもの、幸せなものに変えていくっていうのが僕たちの仕事だと思う。それをずっとやり続けていたいなというのが僕の生涯の夢。それこそが僕の幸せなので。だから今回もほんとに幸せ。大変だし、セリフ多いし、歌難しいし……でもそれもひっくるめて、やっぱりその苦しみを味わえてるっていうのは幸せ。ずっとそれを続けていきたいっていうのが僕の夢です。

――優也さんの夢はいかがですか?

優也:『ケインとアベル』は(親から子への)“継承の話”。自分もいろんな人から影響を受けて、憧れて、夢を持って今この仕事をしているから、自分も誰かにとってのその存在になれるようになりたいなっていうのがすごくあります。自分が今やっていることは、この後ろに誰かが続くためのものだと思っているから、戦う日もあります。自分が今ここで折れてしまうということは、後ろにこれからついてくる人たちも折れなきゃいけないかもしれない。そう思うと、折れられない時もあるなって。かっこよく俺はいたいと思うし、こういう人がいるならこの世界もありだなって思う人たちがいずれ出てきたらいいなって思う。ただ、俺も楽しくやりたいとは思うから……稽古に毎日来るのは俺は結構好きですけどね。

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