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ポン・ジュノ監督最新作『ミッキー17』新予告&日本版ポスター解禁 どん底ワーカーが権力者たちへ逆襲!

クランクイン! / 2025年1月23日 12時0分

『ミッキー17』日本版ポスター

 ロバート・パティンソンが主演するポン・ジュノ監督の映画『ミッキー17』(3月28日公開)より、新予告編&日本版ポスターが解禁された。

 映画『パラサイト 半地下の家族』(2019)を手がけたポン・ジュノ監督の最新作である本作は、半地下を超えた《どん底》からの反撃サスペンス・エンターテイメント。原作はエドワード・アシュトンによる小説『ミッキー7』(早川書房)。

 主演は『テネット』『ザ・バットマン』のロバート・パティンソン。共演にはナオミ・アッキー、スティーブン・ユァン、トニ・コレット、そしてマーク・ラファロら実力派キャストが集結する。

 今回解禁された新予告編は、謎の大爆発映像に続いて、ロバート演じるミッキーが、「俺の人生は失敗ばかり、とにかく抜け出したかった」とこぼす場面から始まる。《どん底》から抜け出すために受付に向かったミッキーは、「“使い捨て労働者(ワーカー)”希望? 注意事項もよく読んだ?」と聞かれ、「ああ」と笑顔で応じる。しかし、ダメダメなミッキーらしく、実はほぼ読んでいなかった…。一発逆転のために申し込んだのは何度でも生まれ変われる“夢の仕事”のはずが、よく読まずにサインした契約は、身勝手な権力者たちの過酷すぎる業務命令で命を落としては何度も生き返る任務、まさに究極の“死にゲー”だった。

 未知の惑星に到着したミッキーは、早速人類のため実験台に。大気の安全性を確かめるためにヘルメットを取り外すと、宇宙船内の医療スタッフが「新種のウイルスがいるかも、微粒子も残らず吸い込む感じで大きく呼吸を」と促す。結果、まんまとヤバいウイルスにやられてしまい焼却炉に放り込まれる。

 船内では開拓のリーダー、マーシャル(マーク・ラファロ)が、「労働者諸君!新たな星の歴史に皆で名前を刻もう」と怪気炎を上げる。その時ミッキーの目に飛び込んできたのは、エリートパイロットのナーシャ(ナオミ・アッキー)のとびっきりの笑顔だった。上司はサイアクだけどナーシャは別、常にミッキーをサポートする信用できる仲間だ。「使い捨てだろう、文句を言うな」と罵声を浴びせられ、「仕事は超ブラック、業務命令の地獄だ。死んでも“コピー”され生き返る“死にゲー”任務」だとこぼすミッキーに、ひと癖ありげな友人ティモ(スティーブン・ユァン)が「死ぬってどんな感じ」と皮肉を言う。

 だがある日、全てが一変。ミッキー17号の前にミッキー18号が現れたのだ。「俺が2人?」。使い捨てワーカーがダブることは許されておらず、存在が確認されるとコピー元もろとも死刑にされてしまう。マーシャルは「おまえらの運命は俺次第だ」と、スイッチを押せば即死の爆破装置をちらつかせる。悪いのはヤツらだ。俺たちは使い捨てじゃない。遂に2人のミッキーが、どん底からの逆襲を始める。

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