原菜乃華主演『見える子ちゃん』“何かがいる――”新ビジュアル＆違和感が“見える”特報公開 公開日は6.6に

映画『見える子ちゃん』ティザービジュアル

　原菜乃華が主演し、久間田琳加、なえなの、山下幸輝が共演する青春ホラー映画『見える子ちゃん』の公開日が、6月6日に決定。併せて特報映像、ティザービジュアルが解禁された。

　カドコミ、ニコニコ漫画、pixivコミックでの累計閲覧数8500万回、国内発行部数300万部を突破した泉朝樹による同名漫画を実写映画化する本作は、ある日突然霊が見えるようになった女子高生・四谷みこが、恐怖に耐えながら霊をひたすら無視する青春ホラーエンターテインメント。監督は『仄暗い水の底から』（2002／脚本）や『残穢 ‐住んではいけない部屋‐』（2016）などの中村義洋。

　主人公・四谷みこ役を原菜乃華が務め、みこの親友の百合川ハナ役は久間田琳加、霊感を持つという謎めいたツンデレキャラの二暮堂ユリア役はなえなの、映画オリジナルキャラクターである生徒会長・権藤昭生役は山下幸輝が演じる。

　特報映像は、主人公・みこが日常の至る所で霊と遭遇し、それらを「見えていないフリ」でやり過ごそうとする学園生活が描かれたもの。眠るみこに「見えるの？」と問いかける子供の声や、友人と過ごす学校の何気ない一コマで「見えてる？」とささやきかける低い声…。不穏な気配や異様な存在が、突如みこの日常に出現する様子が映し出される。

　そんな状況を“無視”して乗り切ろうとするみこだったが、親友のハナに取り憑く霊が見えてしまう。最後にはYoutubeを参考に「なめんじゃねえ！」と啖呵を切るみこに“何か”が迫り、夕暮れの通学路にみこの恐怖に染まった叫び声が響き渡る…。普通の学園生活のすぐそばに潜む、みこだけが“見える”恐怖が、観る者の想像力を刺激する映像となっている。

　ティザービジュアルは、目線の先に「何かがいる」と身構えるみこの姿を大きく配置したもの。横には「この恐怖、無視できる？」というコピーが添えられ、みこだけに見える特異な世界を感じられるデザインに仕上がった。

　本作には、3組の人気YouTuber「オウマガトキFILM」「シークエンスはやとも」「松嶋初音」が本人役としてゲスト出演。オウマガトキFILMは、ヒロ、トモ、カメラマンのTの3人で構成された名古屋を中心に活動するYouTuberグループ。心霊スポットや曰く付きの場所に潜入し検証を行うスタイルで人気を博し、登録者数は67万人を超える。

　シークエンスはやともは、吉本興業に所属する霊視芸人。自身の霊視能力を活かし、怪談や心霊体験を語るスタイルで、テレビや登録者数46万人を超える自身のYouTubeチャンネルを中心に活躍中。松嶋初音は、タレント、司会、女優として多方面で活躍し、自身も「見える」能力を持つ人物として知られている。

　なお、昨年5月末にオウマガトキFILMの公式YouTubeチャンネル「逢魔時ノ裏通リ【オウマガトキのサブCH】」にてアップされた、シークエンスはやとも、 松嶋初音との対談動画「【徹底】幽霊に絶対やってはいけない5つの事」が、本作とのコラボ企画として劇中に登場することが明らかに。今回解禁された特報でも一部公開されており、本動画が劇中でどんな風に登場するのか注目だ。

　映画『見える子ちゃん』は、6月6日より全国公開。