1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

木村拓哉、松竹130周年記念映画『TOKYOタクシー』で山田洋次監督と19年ぶりタッグ!

クランクイン! / 2025年1月23日 14時0分

木村拓哉、松竹創業130周年記念 2025-26年ラインナップ発表会に登場

 2025-2026松竹ラインナップ発表会が23日、都内で開催され、松竹創業130周年記念作品として、山田洋次監督、倍賞千恵子、木村拓哉出演の映画『TOKYOタクシー』が11月21日に公開されることが発表された。木村は参加にあたって「何の迷いもなかった」とすがすがしい表情で語っていた。

 『TOKYOタクシー』は、監督・脚本・プロデューサー、クリスチャン・カリオンのフランス映画『パリタクシー』を原作に、山田洋次監督が、倍賞千恵子、木村拓哉を迎え映画化。タクシー運転手の宇佐美浩二(木村)と、たまたまタクシーの乗客となった終活にむかうマダムである85歳の高野すみれ(倍賞)が、運命の出会いを果たすことによって動き出す人生を描く。

 撮影は今年の2月から4月にかけて行われるという本作。山田監督は「クランクインを控えてソワソワしています」といまの心境を述べると、倍賞は「松竹創立130周年おめでとうございます。山田監督とはこれまで60年近くご一緒してきましたが、ちょっと変わったおばあちゃんを演じるということで楽しみ。(2004年公開の『ハウルの動く城』以来となる)木村拓哉くんとご一緒するのも嬉しいです」と笑顔を見せる。

 木村も「130周年作品に参加できるなんて非常に名誉なことです」と喜びを口にすると「撮影はまだ始まっていませんが、撮影を控えるいまこのタイミングで皆さんの前に登壇でき、身が引き締まる思いです」とまっすぐな眼差しで会場を見つめる。

 フランス映画『パリタクシー』が原作になっているが、山田監督は「映画を観たとき、とても重い内容なのですが、軽快でユーモラスに楽しく観ることができました。その秘密に迫りたかった」と鑑賞した際の印象を述べると「いま僕たちの国も世界も非常に重苦しい。こんな時代だからこそ、軽やかに楽しくなる作品を作りたかった。このタクシーの物語はそうなる可能性があると思った」と映画化する理由を語った。

 木村と山田監督のタッグは、2006年公開の映画『武士の一分』以来19年ぶり。木村は「他の人からその年月のことを触れられて『そんなに時間が経っていたんだ』と自分でも驚く気持ちがありました」と胸の内を明かすと「もう一度山田組に参加させていただけること、なんの迷いもありませんでした」と即答したという。当時を振り返り「山田組はとても緊張感がありますが、現場は温かい場所。時代劇と現代劇という違いはあると思いますが、そこに登場する人物たちの心の流れや抑揚を丁寧に導いてくださる監督なので、またあの時間が過ごせると思うと楽しみでしょうがないです」と語っていた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください