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フジテレビ、第三者委員会を設置 オープンな会見の開催も発表

クランクイン! / 2025年1月23日 17時49分

フジテレビ本社

 フジテレビが、一連の報道をめぐり、株式会社フジ・メディア・ホールディングス(以下「フジ・メディア・ホールディングス」)開催の臨時取締役会において、第三者委員会の設置を決議したことを発表した。

 この第三者委員会は、日本弁護士連合会が策定した「企業等不祥事における第三者委員会ガイドライン」に準拠するものとし、「2024年12月以降の一連の報道を受けて、事実関係の調査及び当社の事後対応やグループガバナンスの有効性を客観的かつ独立した立場から調査・検証する」ことを目的とし、同社と利害関係を有していない委員によって構成される。

 今後については同委員会の調査にフジが全面協力し、調査報告書を「3月末を目途としてご提出いただける予定」とし、「提出され次第、速やかに本ガイドラインに従って調査報告書を公表し、必要な対策を講じてまいります」としている。

 さらに、第三者委員会の設置、および今後の対策に関して、オープンな形式で記者会見を実施するとしている。

【下記リリースより】
1.第三者委員会の設置目的
2023年6月に当社の番組出演タレントと女性との間で生じた事案(以下、「本事案」)に関連した2024年12月以降の一連の報道を受けて、事実関係の調査及び当社の事後対応やグループガバナンスの有効性を客観的かつ独立した立場から調査・検証するため、利害関係を有しない弁護士で構成する「第三者委員
会」を設置いたしました。また、調査結果を踏まえた原因分析及び再発防止に向けた提言を得ることも目的といたします。

2.第三者委員会への調査委嘱事項
1) 本事案への当社及びフジ・メディア・ホールディングスの関わり
2) 本事案と類似する事案の有無
3) 当社が本事案を認識してから現在までの当社及びフジ・メディア・ホールディングスの事後対応
4) 当社及びフジ・メディア・ホールディングスの内部統制・グループガバナンス・人権への取組み
5) 判明した問題に関する原因分析、再発防止に向けた提言
6)その他第三者委員会が必要と認めた事項

3.第三者委員会の構成
委員長:竹内朗(弁護士・公認不正検査士、プロアクト法律事務所)
委員:五味祐子(弁護士、国広総合法律事務所)
委員:寺田昌弘(弁護士、三浦法律事務所)

各委員は当社及びフジ・メディア・ホールディングスとの間に利害関係を有しておりません。かつ、過去に不正調査や調査委員会の経験が豊富で、社外役員を歴任して内部統制・ガバナンスを監督する経験も有しており、専門性を備えています。

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