MAX・NANA＆知念里奈、沖縄アクターズスクール“完全復活”に「息子も入れて精神を鍛えたい」

MAX、『沖縄アクターズスクール完全復活祭』制作発表会見に登場

　3月16日に日本武道館で行われる『沖縄アクターズスクール完全復活祭』の制作発表会見が27日、都内にて開催。MAX（NANA、MINA、LINA、REINA）、島袋寛子、知念里奈、輝叶、Neil、BABY BAND（仮）、牧野アンナが登壇した。

　1983年に開校した沖縄アクターズスクールは、これまで安室奈美恵やDA PUMP、MAX、SPEED、Folder5、知念、満島ひかり、山田優、黒木メイサ、三浦大知などのアーティストを次々と輩出してきたタレントスクール。

　本土復帰50周年を記念して2022年に沖縄で開催された「沖縄アクターズスクール大復活祭」で、本番終了後に三浦が発した「沖縄アクターズスクールを継承してほしい」の言葉をきっかけに、プロダクション機能も持ち合わせた“新生”沖縄アクターズスクールとして牧野が再始動した。

　牧野は2022年の「沖縄アクターズスクール大復活祭」を振り返り、「卒業生たちが全員で集まってコンサートをやるというのは本当に初めてのことで、みんな集まって奇跡のような一日を過ごすことができました。自分たちでも想像もしていなかったほど、お客様がアクターズスクールをまだ覚えていてくださって、熱狂してくださって。私たち自身も改めて、私たちが学んできた沖縄アクターズスクールのいろんな教えだったりとか、仲間との時間っていうものの素晴らしさみたいなのを体感することができたイベントでした」としみじみ。そして「その一日をきっかけに、みんなから『アンナさん、継承すべきです』というような話をもらって、背中を押された」と続けた。

　NANAは「私たち卒業生は自分たちのカラーを存分に活かしながら、今回のこの『沖縄アクターズスクール完全復活祭』を盛り上げていきたいと思います」、島袋は「私にとって沖縄アクターズスクールは始まりの場所です。なので、今までと、そしてこれからへの思いを抱いて素敵な時間を過ごせたらいいなと思っています」とそれぞれ心境を語った。

　またこの日は、再始動後初のメジャーアーティストとして2024年8月にデビューした13歳のNeilと、2025年にデビューが決定している平均年齢11.5歳のバンド・BABY BAND（仮）がパフォーマンスを披露。

　感想を求められたNANAは「溢れる才能がビシビシ伝わってきて、最近、涙腺が弱くなって、子どもたちの元気いっぱいのパフォーマンスにちょっと涙が出そうになりました。素晴らしかったです」と感激していた。

　さらに、“新生”沖縄アクターズスクールについては、NANAが「歌やダンスはもちろんなんですけど、それよりも一番私が学んだのはスピリッツ」とした上で、「武道のように色々と学ぶことが多かったので、そういった意味で、ちょっと息子も入れて精神を鍛えたいという思いはあります」、知念が「（息子に）『良い年齢になって、もしオーディションがあったらちょっとトライする？』とか言っています。歌ったり踊ったりすることだけじゃなくて、NANAさんがおっしゃったように、生きていく力みたいなものも教われるので」と、それぞれの子どもの在籍を検討。

　牧野は「実際に、今在籍している生徒たちの中でも、お母さんが元アクターズ生という子は結構いるんですよ。ぜひお待ちしています」と微笑んでいた。

　『沖縄アクターズスクール完全復活祭』は、3月16日に東京・日本武道館にて開催。