7歳少女の悪夢のような学校生活を疑似体験『Playground/校庭』本予告&ビジュアル解禁 著名人コメントも到着「すごいものを観た」
クランクイン! / 2025年1月30日 15時0分
解禁された本予告では、小学1年生のノラがはじめての学校に不安を抱く中、兄アベルがいじめられている現場を目撃する様子が描かれる。徐々に友だちもでき、学校生活にも慣れていくが、小さなノラにあまりにも過酷な決断が迫られる…。かつてほとんどの人たちが体験した学校生活を思い出させるとともに、胸が締め付けられるような予告編が到着した。
あわせて、本ビジュアルも解禁された。「ここは私たちの世界(ルビ:すべて)」というキャッチコピーとともに、主人公のノラと兄のアベルがこちらを見つめる姿を切り取ったデザインとなっている。仲が良いはずの2人の兄妹の間には少し距離が空いており、その表情は堅い。一体彼女たちに何が起こったのか?
さらに、著名人コメント第1弾も到着。小島秀夫は「学校版『サウルの息子』だ。恐るべき映画」と絶賛、森達也は「すごいものを観た。一夜明けて余韻がまだ残っている。こんな体験は初めてかもしれない」と最上級の賛辞を送った。本作のジャパンプレミア上映を行ったなら国際映画祭のエグゼクティブディレクターである映画作家の河瀨直美も「胸が締め付けられる衝撃のラスト」とコメントしている。ほか、場面写真11点が解禁となった。
映画『Playground/校庭』は、3月7日より全国公開。
※小島秀夫、河瀨直美、森達也のコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■小島秀夫(ゲームクリエイター)
カメラは、いっときも少女から離れず、表情だけを追い続ける。観客は、彼女の内側に籠る孤立、孤独、苦しみ、哀しみを、最も近い距離で共有する。本作は『ありふれた教室』で起こる学校版『サウルの息子』だ。彼女の身の丈から覗く学校世界は、無垢でも平穏でもない。兄妹たちの“涙の抱擁”に始まり、最後は、また彼らの“涙の抱擁”で終わる。この涙の変遷。この痛みは、何なんだ。恐るべき映画だ。
■河瀨直美(映画作家)※「瀬」は旧字体が正式表記。
ハッとさせられる現実に胸が締め付けられる衝撃のラスト
誰かをしっかり抱きしめて、そのぬくもりを感じていたくなる
■森達也(映画監督/作家)
すごいものを観た。ただそれに尽きる。すごい映画じゃない。だって映画を逸脱している。震えた。一夜明けて余韻がまだ残っている。こんな体験は初めてかもしれない。
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