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山田洋次×石井ふく子7年ぶりタッグ『わが家は楽し』3.13放送決定 主演は小日向文世、高橋海人らキャストも発表

クランクイン! / 2025年1月31日 4時0分

僕が演じる幸之助は、そんなことしたら奥さんに嫌われちゃうよ、というような困ったおじさんだなと思います(笑)。僕はいつも妻に気を使いながら、嫌われない、捨てられないようにして生活していますから真逆です。偉そうにはしていません。絶対に(笑)。

本作では、一つ屋根の下に家族がそろってそこでいろんなことが起きるという、ごく普通の当たり前の日常の中に、誰しもが起こりえる問題が起こって、周りの人たちはそれに対してすごく困惑したり悲しくなったりしています。それぞれの登場人物の心の動きをぜひじっくりご覧いただけたらと思います。

本当に身近な話だと思いますし、この題材をドラマにしていただいたことが僕はすごくうれしいです。この物語は僕が子どもの時にテレビでよく観ていたホームドラマに近い感じがしてすごく懐かしい、僕の世代の方は特に何とも言えない郷愁を感じると思います。いろんな家族のあり方を深く掘り下げている作品になっていますので、若い世代の方にもこの作品を通して「家族とはどういうものか」ということを考えるきっかけになっていただけたらうれしいです。ぜひご覧ください。

■戸田恵子

本作のお話をいただいた時は「私ですか!?」と本当にびっくりしました。

この家族の中のいろんな人物に皆さんリンクするところがきっとあると思います。今時珍しい感じのドラマになっているんじゃないかなと思います。逆にそれがすごく新鮮で、タイトルには “楽し”とありますが、私たちは楽しくない喧嘩シーンや、そのほか様々なシーンもあります。でも、そこを乗り越えて、最後は楽しいと落ち着くドラマになっていると思います。

撮影では、みんなそれぞれ夢中で一生懸命でちょっと不器用で、すごく面白いです(笑)。たくさんの方に観ていただきたいです!

■高橋海人

石井プロデューサーと山田洋次さんというレジェンドのお二方が揃った作品に出させていただけるということで、とてもワクワクドキドキしました。僕にとっては、何が起こるか分からないすごい世界に飛び込んで立ち向かっていくような、宇宙旅行みたいな感じで(笑)。

この作品に携わらせていただいてから、改めて「自分にとっての家族像」ってなんだろうとすごく考えされられました。でも結果自分は、一番近くにある当たり前なものなのだと思いました。人生生きていくと良くも悪くもいろんなことが当たり前になって会話を疎かにしてしまうこともあるけど、一番頼れて、一番長くて近くにいるとほっとする当たり前の存在なのだなと。

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