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カンヌ“最優秀ドキュメンタリー賞”受賞『フォー・ドーターズ』3.14日本公開! 消えた姉妹をめぐる母と娘のダイアローグ

クランクイン! / 2025年1月30日 18時0分

映画『Four Daughters フォー・ドーターズ』ティザービジュアル

 第76回カンヌ国際映画祭 最優秀ドキュメンタリー賞に輝き、第96回アカデミー賞では長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされた話題作『Four Daughters フォー・ドーターズ』が、3月14日より順次公開されることが決定。ティザービジュアルが到着した。

 映画『皮膚を売った男』(2021)でアカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされたカウテール・ベン・ハニアが監督を務める本作。

 チュニジアに住む姉妹が15歳と16歳という若さで過激派組織イスラム国(IS)に参加する決断を、なぜ下したのか。この問いに向き合うため、残された母と妹たちは、プロの俳優の助けを借りながら、自分たちの人生の重要な出来事を追体験していく。その過程で、家族の複雑な歴史が徐々に明らかになっていく。

 母親であるオルファ本人が演じるには精神的な負担が大きい場面で起用されたのは、エジプトとチュニジアの名女優ヘンド・サブリ。かつて1950年代のチュニジア王政最後の王宮を舞台に、低い身分ゆえ運命に翻弄される母と娘の葛藤を描いた『ある歌い女(うたいめ)の思い出』(1994)の娘役で一躍スターになった彼女が、本作では国を捨てた娘に苦悩する母親を演じている。

 ゴッサム賞最優秀長編ドキュメンタリー賞、IDAドキュメンタリー賞最優秀脚本賞を受賞した本作は、5人の女性の魅力的な肖像であり、ドキュメンタリーという形式の従来の枠を押し広げ、記憶、反抗、母と娘の絆の本質を探求。世界中の観客の心を揺さぶった新時代のドキュメンタリー映画が届けられる。

 映画『Four Daughters フォー・ドーターズ』は、3月14日より東京・新宿シネマカリテほかにて全国順次公開。

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