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鈴木亮平×有村架純演じる兄妹の“願い”が交錯――『花まんま』予告公開 イメージソングはAIが書き下ろし

クランクイン! / 2025年2月3日 9時0分

映画『花まんま』本ポスタービジュアル

 鈴木亮平と有村架純が兄妹役で初共演する映画『花まんま』より、“願い”が交錯するエモーショナルな本予告映像と本ポスタービジュアル、AIによるイメージソング情報が解禁された。

 原作は、2005年に第133回直木賞を受賞した短編集『花まんま』(文春文庫)。記憶の濃淡を丁寧に語り分けながら、人間の哀しさや温かさを繊細に織り込む巧みな筆致で評価される作家・朱川湊人の代表作で、ある兄妹の不思議な体験を描いた物語だ。

 早逝した両親と交わした「兄貴はどんな時も妹を守るんや」という約束を胸に、たった1人の妹の親代わりとして大阪下町で生きる熱血漢の兄・俊樹を演じるのは、鈴木亮平。まもなくの結婚を控えながら、ある〈秘密〉を抱えている妹・フミ子を有村架純が演じる。監督は『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『そして、バトンは渡された』などコメディから感動作まで幅広い表現力を併せ持つヒットメーカー・前田哲。

 このたび、本作のイメージソングをAIが担当することが明らかになり、書き下ろしの楽曲「my wish」を使用した予告映像が初解禁された。AIは言わずと知れた国民的アーティストであり、今年でデビュー25周年を迎える。力強く、優しく、また人々を明るく前向きな気持ちにさせるその歌声と歌唱は心の奥底に響き、感情を揺さぶるが、それは本作が描き出す兄妹や家族の喜怒哀楽といったテーマにも共鳴する。

 本作イメージソング書き下ろしのオファーがあった際、AIは『花まんま』という映画のタイトルに一瞬驚いたものの、「役者さんも内容も素晴らしすぎて久々に笑って泣いて感動しました」と絶賛。「こんな素晴らしい映画のイメージソングが歌えて光栄です!!!」と溢れんばかりの喜びを語った。

 楽曲を聴いた鈴木亮平は「静かなメロディーの中に、『花まんま』の世界と、この物語に込められた『願い』が繊細に映し出されていると感じました。静謐で重厚な旋律に、AIさんの奥深く豊かな歌声が寄り添って、まっすぐに紡がれた言葉の一つ一つが心の奥へと染み込んでくるようです」とコメント。

 有村架純も「いつまでも兄と妹を見守ってくれる母のような安心感をくれるこの歌が、あの頃の温かさを思い出し、私もいつの間にかこんなに大人になったんだなぁと感慨深くもなりました」とコメントした。

 そんな「my wish」を使用した予告映像は、早くに両親を亡くした兄・俊樹(鈴木)と妹・フミ子(有村)の日常からスタート。フミ子と太郎(鈴鹿央士)の結婚が決まり、誰もが待ち遠しい日々を送る中、フミ子に”別の家族の記憶”があることが明らかになる。妹の幸せを願う俊樹の純粋な想いと、フミ子がどうしても叶えたい願いが交錯する中、AIの「願いはいつか叶う」という歌詞が優しく寄り添う。

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