『R-1グランプリ』チャンス大城、決勝初進出に驚き「準決勝も行ったことなかったんで」

『R-1グランプリ2025』決勝進出者発表会見に出席した（左から）ヒロ・オクムラ、田津原理音、チャンス大城、田津原理音

　『R-1グランプリ2025』決勝進出者発表会見が2日に都内で開催され、ヒロ・オクムラ、ハギノリザードマン、田津原理音、友田オレ、チャンス大城、ルシファー吉岡、さや香 新山、マツモトクラブ、吉住の9名が決勝に進出したことが明らかになった。

　『R-1グランプリ2025』は、史上最大のピン芸日本一決定戦。今回は、若手からベテランまで過去最多の5511人がエントリーし、23代目王者の称号と、優勝賞金500万円の獲得を目指すこの日は激戦を勝ち抜いてきた出場者34人が準決勝で激突していた。この日の司会は霜降り明星（せいや／粗品）と アナウンサーが担当した。

　初の決勝進出となったチャンス大城は「準決勝も行ったことなかったんで」と驚いている様子。過去には地下芸人が集う寄席に出演してきたとしたうえで「芸人ああなったら終わりやみたいなことを、よく言われてたので」と回想し「ほんまに頑張りますので」と意気込みを語っていた。

　これまでに6度決勝に進出してきたルシファー吉岡は「もう、なんとか優勝させてほしいです」「いい加減、優勝させてくれないですか？」と笑顔。「今回、7回目。7回連続。去年初めて決勝の2本目に進むことができたんですけど、ネタは普通に頑張ったって感じなんですけど、いわゆる平場ってやつですか？　あれがあんまりできなかった。うまくいかなくて」と、ネタ前後のトークに課題を感じている様子。

　さや香 新山は「めっちゃうれしいです。去年は『M-1』を休んで、今年は『R-1』ということで。時代は『R-1』です」「『M-1」に夢があるとか、『R-1』には夢がないとか言いますけれども、『M-1』て夢もあるけど、悪夢もあるんです。いやな夢もたくさんある！」と惜敗してきた『M-1』への思いも含めたコメントで会場を沸かせた。

　紅一点となった吉住は「いろんな姿形のメンズたちをぶっ潰せそうで楽しみ」と笑顔。昨年は最終ステージでルシファー吉岡、そしてチャンピオンとなった街裏ピンクと対決したことを踏まえて「また今回も、坊主のおじさまが2人いるんです（笑）」「坊主のおじさんには負けたくない！」と気合いをみなぎらせていた。

　『R-1グランプリ2025』決勝戦はカンテレ・フジテレビ系にて3月8日18時30分放送。