この家、ただ事ではない…『SKINAMARINK／スキナマリンク』不吉な日本限定ポスター8種解禁

映画『SKINAMARINK／スキナマリンク』日本限定イマジネーションポスター

　北米で異例の大ヒットを記録したホラー映画『SKINAMARINK／スキナマリンク』より、見慣れた部屋や廊下、家具の一部が、なぜか不吉で奇妙に見えてしまう全8種のイマジネーションポスターが解禁された。

　本作は、人々の悪夢を再現した短編映像をYouTubeチャンネルに投稿し、新鋭の映像作家としてキャリアを重ねるカイル・エドワード・ボールの長編監督デビュー作。制作費はわずか1万5000ドルにもかかわらず、692館という異例の規模で北米公開され、最終興行収入は約200万ドルという驚異の数字をたたき出した。

　真夜中に目が覚めた2人の子供、ケヴィンとケイリーは、家族の姿と家の窓やドアがすべて消えていることに気づく。取り残された2人は、歪んだ時間と空間に混乱しながら、暗闇に潜む蠢（うごめ）く影と悪夢のような恐ろしい光景に飲み込まれていく―。

　解禁された8種類の日本限定ポスターには、家の中で2人の子供たちが目にしたであろう、おぞましい光景が切り取られている。天地がひっくり返り、天井に張り付いたおもちゃや、ブラウン管の光によって照らされた無機質な部屋、暗闇の中で一人不安そうな表情を浮かべる少年など、どこかただ事ではない異様な家の光景が映し出されている。

　一方で、質感のある色彩豊かなシーンも印象的に切り取られており、美しくも不気味さを感じるアートワークが揃っている。

　各ポスターには、家の中に取り残されてしまった子供たちの不安げな声や、“謎の囁き声”も添えられている。一体彼らがどんな恐怖に直面するのか…想像力を掻き立てながら一枚ずつめくってほしい。

　映画『SKINAMARINK／スキナマリンク』は、2月21日より全国公開。