1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 映画

アカデミー賞脚本賞ノミネート! オリンピック史上最悪な事件描く『セプテンバー5』、特別映像「ストーリー編」解禁

クランクイン! / 2025年2月7日 11時0分

映画『セプテンバー5』ポスター

 1972年ミュンヘン五輪で起きた人質テロ事件をテレビクルーの視点から描いた、第97回アカデミー賞脚本賞ノミネート作『セプテンバー5』(2月14日公開)より、オリンピックを中継するためにミュンヘンにやってきたアメリカのテレビ局のスポーツ記者たちが、テロ事件に巻き込まれていく様が映し出される特別映像「ストーリー編」が解禁された。

 日本人選手のメダルラッシュに沸いた夏のパリが記憶に新しいオリンピック。その長い歴史の中で今なお大会史上最悪の事件として語られるのが、1972年9月5日ミュンヘンオリンピックでの、パレスチナ武装組織「黒い九月」による、イスラエル選手団の人質事件だ。本作は、突然、世界が注目する事件を中継する事となったテレビクルーたちの視点から、事件の発生から終結までの1日をノンストップで描ききる。

 1972年9月5日ミュンヘンオリンピックで、パレスチナ武装組織「黒い九月」による、イスラエル選手団を人質にするテロが発生。全世界が固唾を飲んで見守った歴史的なテレビ中継を担ったのは、なんとニュース番組とは無縁のスポーツ番組の放送クルーたちだった。過激化するテロリストの要求、機能しない現地警察、錯綜する情報。極限状況で中継チームは選択を迫られる中、刻一刻と人質交渉期限は迫っていくのだった―。

 本作がいち早く上映されたヴェネツィア国際映画祭では、圧倒的な称賛を受け、一気に賞レースの筆頭候補に。第82回ゴールデングローブ賞で作品賞(ドラマ部門)にノミネート、第97回アカデミー賞では脚本賞にノミネートを果たした。

 脚本・監督を担当したのは、新鋭ティム・フェールバウム。キャスト陣には、『ニュースの天才』でゴールデン・グローブ賞ノミネートのピーター・サースガード、『ありふれた教室』のドイツ人女優レオニー・ベネシュ、『パスト ライブス/再会』のジョン・マガロ、ベン・チャップリンほか実力派のバイプレイヤーたちが集結した。プロデューサーを名優ショーン・ペンが務めている。

 この度、オリンピックを中継するためにミュンヘンにやってきたアメリカのテレビ局ABCのスポーツ記者たちが、テロ事件に巻き込まれていく様が映し出される特別映像「ストーリー編」が到着。ルーン・アーレッジ役のピーター・サースガード、ジェフリー・メイソン役のジョン・マガロ、ティル・フェールバウム監督、マーヴィン・ベイダー役のベン・チャップリン、マリアンネ・ゲブハルト役のレオニー・ベネシュらも映像の合間に登場して作品をナビゲートしている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください