北米中が阿鼻叫喚! 大ヒットホラー『SKINAMARINK/スキナマリンク』恐怖の幕開け描く冒頭映像解禁
クランクイン! / 2025年2月10日 17時30分
北米で異例の大ヒットを記録したホラー映画『SKINAMARINK/スキナマリンク』より、恐怖の幕開けを鮮烈にとらえた本編冒頭シーンが初公開され、近藤亮太監督や大森時生らより“絶望”コメントも到着した。
本作は、人々の悪夢を再現した短編映像をYouTubeチャンネルに投稿し、新鋭の映像作家としてキャリアを重ねるカイル・エドワード・ボールの長編監督デビュー作。まるで現実と悪夢の境界をさまようような実験的な映像と解釈を委ねるミニマリスティックな演出が、魅惑的でおぞましい映像体験へと誘う。
このたび初公開されたのは、子供たちが深夜の家で直面する恐怖の幕開けを鮮烈に捉えた冒頭シーン。本作の舞台は1995年で、当時のVHSテープを再生したようなノイズが走る映像やひずみのある音声が流れていく。ローアングルで捉えた暗闇が広がる廊下の中で、子供たちの会話とテレビの音だけが静けさを破るように響く、不穏感たっぷりの映像になっている。また、オープニングクレジットの最後には、本作の撮影を終えた直後、29歳の若さで他界した助監督のジョシュア・ブックホルターへの“献辞”がメッセージとして載っている。
制作費1万5000ドルのインディペンデント作品にも関わらず、最終的に北米692館で公開されるというムーブメントを起こした本作だが、カイル・エドワード・ボール監督が当時の心境を明かしてくれた。「SNS上の口コミで成功した作品だと感じています。反響を目の当たりにした時は、奇妙で不思議な気持ちでした。ただ私のタトゥーを入れた人物を見た時に、恐怖を感じて嫌だと思ってしまったんです。ただ当時のパートナーから、“あなたのことを崇めているわけではなく、作品を気に入ってくれているんだからスゴイよ!”と言われて、納得した経験を思い出しました」と作品が持つ影響力に驚嘆したエピソードを振り返る。
あわせて、本作を鑑賞した恐怖映画愛に溢れた方々からも続々とコメントが到着した。「最も根源的な恐怖体験」「徹底的に訴えかける永遠のような100分間」「観れば観るほど不安になる」など、子供の頃に感じた本能的な恐怖が蘇ると多くのコメントが寄せられ、想像力によってさらなる恐怖を生むという本作の真の魅力が伝わってくる。
映画『SKINAMARINK/スキナマリンク』は、2月21日より全国公開。
※こがけん、近藤亮太、大森時生ほかのコメント全文は以下の通り。
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