アンジェリーナ・ジョリー、1日2箱吸っていたたばこを『トゥームレイダー』のおかげでやめた

　圧倒的な美を誇るアンジェリーナ・ジョリーだが、かつては、美容や健康の大敵とされるたばこを、日に2箱も吸うヘビースモーカーだったそうだ。代表作の一つ『トゥームレイダー』のおかげで禁煙できたことを明らかにした。

　Peopleによると、サンタバーバラ国際映画祭でマルティン・モダン・マスター賞を贈られたアンジェリーナが、同映画祭のトークイベントで『トゥームレイダー』での役作りについてコメント。「正直に言うと、当時は一日に2箱たばこを吸っていましたが、健康状態と生活を完全に変えなければいけませんでした。そうしたら、出来るなど思ったことすらなかったことが出来るようになりました」と述べ、この映画のおかげで「全てが変わった」と付け加えたそうだ。

　2001年に公開された映画『トゥームレイダー』は、同名人気ゲームを原作に、一流のトレジャーハンターであるララ・クロフトの冒険が描かれる。2003年には第2弾が公開され、2018年にアリシア・ヴィキャンデル主演でリブート版が公開されたほか、この後ソフィー・ターナー主演でドラマシリーズも計画されている。

　アンジェリーナは、「『トゥームレイダー』のために、朝・昼・夜と、幾通りものトレーニングだけをする日々が数か月続きました」と振り返り、「ある時点で、美味しい食事と水、睡眠以外何もいらなくなりました。私の身体が求めていたのは、トレーニングだったのです…人は変わるものですね」 と語ったそう。

　こうして禁煙の好機を得た彼女は、本作の公開後に現在23歳のマドックスと21歳のパックス、20歳のザハラ、18歳のシャイロ、16歳の双子ノックスとヴィヴィアンという6人の子どもを持ったことで、完全に禁煙したそう。「あれ以来吸っていません…そうね、1度か2度は吸ったかな」と明かしている。