松たか子と松村北斗、バレンタインの「ファーストチョコ」の思い出を明かす

映画『ファーストキス 1ST KISS』初日舞台挨拶の様子

　俳優の松たか子、松村北斗、リリー・フランキー、坂元裕二（脚本）、塚原あゆ子（監督）が7日、都内で開催された映画『ファーストキス 1ST KISS』初日舞台挨拶に出席。松と松村は「ファーストチョコ」の思い出を明かした。

　本作は、坂元と塚原監督が初めてタッグを組んだオリジナル劇場公開作品。 事故で夫を亡くし、夫と出会う日にタイムトラベルをする主人公・硯カンナ（松）と、カンナの夫・硯駈（松村）が織りなす、普通の人生では起こり得ない「奇跡」を軸にしたラブストーリーを描く。

　物語と季節に絡めて、「ファーストチョコ」の思い出を尋ねられた松は、中学生の時にチョコを渡したいと思う人がいたとしたうえで、当時の雑誌かテレビで「本命の人にはチョコにプラスアルファをあげるもの」という情報を得たことを回想。

　「何かプラスアルファしなきゃと思って、一生懸命頑張って、洋服屋さんに行ってシャツを買ったんです」としたうえで「店員さんが、『これでうまくいかなかったら返しに来ていいよ！』って言ってくれて。まあ、返さなくて済んだんですけど」と懐かしんでいた。

　チョコを自作して渡したことはないという松は、「これから頑張っていこうかな」と語り、これを聞いた坂元は「ください」とおねだり。松は「ちょっと近い（笑）」としつつも「頑張ります！」と笑顔で返した。

　一方の松村は、小学校生活が始まってからバレンタインというイベントの存在を知ったと振り返り「小学一年生で、もらったんですね。一つ。すごく嬉しくて。言い方があれですけど、『幸先良いな』と思っていたんですね」「どうやら人気者はチョコをもらうらしいみたいな認識だったんです」とコメント。

　リリーに同級生だったのか確認された松村は肯定し「（学校が）終わった後に電話が来て」と当時の状況を説明。これを聞いたリリーは「小1なのに、電話かけてきて渡したいって？」と驚いた様子で、松村は「親からうちの親に」と明かした。松村と食事に行く仲だというリリーは「その頃から俺の北斗にちょっかいかけてる奴がいるんですね」と当時小学校1年生の女子にジェラシーを抱いて会場を盛り上げていた。