広瀬すず、大人になった“まる子”役を演じ笑顔「地元が一緒なので」

広瀬すず、「ザ・プレミアム・モルツ」新CM発表会に登場

　俳優の広瀬すず、 伊藤沙莉、オダギリジョーが10日、都内で開催された「ザ・プレミアム・モルツ」新CM発表会に出席。「ちびまる子ちゃんがプレミアムな大人になったら?」というオリジナルストーリーで共演している3人は、新CMの役柄の衣装で登場し、出演の喜びを語った。

　まるちゃん役の広瀬は「地元が一緒なので、静岡県民としてはこんな風に、将来のまるちゃんみたいな感覚で演じられることがとっても嬉しいですし、きっと家族であったり地元のみんなにも喜んでもらえるんじゃないかなって思うようなCMだなと思って」と笑顔。

　「静岡県民の顔をしていたら、とっても素直に演じられるのかなと思って。撮影も楽しみでしたし、やってみてとっても面白くて。おしゃれなプレミアム感があったので、嬉しかったですね」と語った。

　CMで描かれている手紙のエピソードについて、伊藤は「大好きが故に愛情をもってできるんじゃないかなっていう風に思ったのと、昔まる子ちゃんのドラマがあって。オーディションを受けたことがあって、このシーンをオーディションの内容としてやったんですよ」と述懐。

　当時は上手く演じられず悔しさがあったとしつつ「何年もしてから、大人になってプレミアムなまるちゃんとたまちゃんで、しかもすずちゃんとできるっていうのは感慨深くて、面白かったです。楽しかったです」と笑顔を見せた。

　花輪クン役のオダギリは、オファーを受けた際の思いを問われると「個人的な話として受け取ってもらいたいんですけど、CMをテレビとかで見ていると、自分が求めていないタイミングでも見ることになるから、自分が演じるときにすごく慎重になってしまうんですよね。このCMに出ることが、いいことなのかどうなのか」と俳優としてのスタンスに言及。

　それでも「この企画を読んだときは、すぐにこれは面白くなりそうだなっていう感覚がありましたし、お二人のお名前を聞いて、より一層その思いが強くなって。断る理由を感じなかったですね」と明かし「（花輪クン役は）重責という大げさですけど、大丈夫かなみたいな心配はありましたが、思い切って逆に振り切ろうという思いで、演じさせていただきました」と振り返った。